※ 一度、前の記事と一本で公開しましたが、長いので分割しました。この記事は後編です。
※ 派生作品についてネタバレがあります。
初期のアニメ聖闘士星矢にツッコミを入れるシリーズ。
- 続いてないので読まなくて大丈夫ですが、前編はこちら。
- そもそもの第一回から読む
- カテゴリー『聖闘士星矢』を作りました。下に行くほど古い記事です。
アイオリアと言えばシャイナの話をしたくなる。この2人くっついてほしいなぁ。
とにかくシャイナさんが報われなさ過ぎて辛い…。十二宮編に入ってからも、海皇編でも、確か北欧編でも(よく覚えてないけど)ずっと星矢の後衛にいます。文字通り背後から衛(まも)ってるわけよね。
そもそもシャイナさんが星矢に素顔を見られるのが冒頭、アニメで1話目、原作でも2話目らしい。多分アテナ城戸沙織の登場より前なんじゃないか。
しかも結構印象的なマスクの外れ方をする。女聖闘士が素顔を見られたら殺すか、それとも愛するか、という設定は黄金聖闘士の設定より先に、なんなら連載開始前からできてた気がする。
聖闘士星矢 第1話 よみがえれ! 英雄伝説 1986年10月11日放送分 | アニメ | 無料動画GYAO!(21分頃)
つまり彼女が星矢を愛するのは、黄金聖闘士たちの存在より深く、聖闘士星矢という作品自体に付けられた刻印。というよりむしろ真髄のように思える。私が何故この人ヒロインじゃないのって言うの分かっていただけますかね。
しかもこのシーン、マスク真っ二つのみならず、シャイナのノースリーブの肩口が切れるというハプニング発生。だから言ったでしょ、セクシャルハラスイベントだって。
べ、別に私のこじらせ過ぎと思われてもいいですよ
にも関わらず星矢はシャイナを意識しなさ過ぎでしょ。
とにかく沙織の『女神』という属性が強すぎるのよ。いや、星沙も萌えるんだけどさ、すごく。
かように星矢を守る存在として生み出されてしまったシャイナですが、しかしまたその想いが実ることもない模様。
このスパイラルからワンチャン抜けられる可能性があったのは2番目に彼女の素顔を見たアイオリアの存在。ここでねぇ、アイオリアがシャイナの健気さに胸打たれるとかの展開があればねぇ。(←おばちゃん口調)
すぐでなくても、星矢を助けようとするシャイナ、それを見守り続けるアイオリア…。だんだんと近づいていく2人の心…。みたいな展開いいよね~。
しかし残念なことに、アイオリアの胸にはすでに別の女性が…。それもそんなシャイナの対極として鉄壁の守りで素顔を見せない魔鈴さんがいるのは皮肉だ。鉄壁の守りっていうかシャイナもぽろぽろ見せすぎなんだ。
まぁ、アイオリア、黄金魂でまた別の女性と何かあるらしいですが。派生は基本視ないので分かりません。
しかし逆に言うと、その出自ゆえ次元がルパンの相棒を降りられないのと同じように(このブログ ルパン1.2)、シャイナは星矢を愛することをやめるのは不可能なのかもしれないぞ。
そういえば
眼を隠してる ≒ 本心を消してる ≒ 誰かの陰
てゆうのも共通してるじゃん。わーお 。君は光 僕は影 がここにもいました。
ただルパン三世ワールドと違うのは、聖闘士星矢の世界には時間の経過があること! シャイナ、あなたそこから抜けていいのよ!
別の派生作品ではアルデバランと結ばれてるらしいという噂もききます。だとしたらほっとしますね (なんで)。
この聖闘士星矢語り、そろそろやめたいと言いつつあと1、2回続く予定。
記事のストックが終わりましたので、次回の更新は少し先です。