アニメ聖闘士星矢 初期の感想シリーズ。
より続く。今回は一輝と瞬、後編です。
デスクイーン島での出来事を回想する一輝。
そこにドクラテスが現れたりなんやかんやあって地震が起き、一輝が地割れに巻き込まれました。いやもう私も細かいことは覚えてないです。
で、一輝のお墓を建てたりしてるんですが、この時お墓(十字架)に氷河のマーマの形見のロザリオを掛けたりしてます。で。
数週間後何事もなかったかのように帰ってくるわけです。
私が一輝に関して一番ツッコミたいのはここですよ。帰ってくるのは当然分かってましたけど、あの状況でどうして助かったとかあの後今まで何してたとかの説明は一切なしです。
てか、あの墓は死体も発見せずに建ててたんかい! そしてロザリオは回収したのかマーマの形見でしかもその直前には氷河の命を救ったお宝アイテムぞ。
しかもその復活シーンで気絶した瞬を小脇に雑に抱えて炎の中から登場するとか。いやまぁ、考えてみたらお姫様抱っこして登場してたらそれはそれであれだけど。それは後に氷河がやるけど。
かように、死んだはずの人間が当たり前のように戻ってくるフリーダムな世界観が確立されていったのはこの辺が原点でしょうなぁ。不死鳥だし特になぁ。
帰ってきたら今度は笑顔で瞬の涙を指でぬぐってやるとか皆ともにこやかに談笑するとかお前誰だよ Let's go 状態。
まさに生まれ変わったのかそんなはずない私の知ってる一輝はこんな子じゃない。
そう、このシリーズは私の知ってる聖闘士星矢と実際のアニメ初期とのギャップにツッコミを入れるシリーズなので(そうだったの?)、私の知らないことをしてくれた方がネタになるのです。
その後しばらく城戸邸で起居してたらしく、みんなで立食パーティーしたり瞬と連れ立ってお墓参りに行ったりと、まぁ蜜月と言っていい時間を過ごします。
一輝と瞬が別行動をとった時は瞬を普通に心配してます。「イヤな予感がする…」とか言って。
私の中では、弟の危機にどこからか駆け付ける(地球のどこにいようとそれを自動で察知する謎のセンサーと瞬間移動装置を持ってる)一輝、なので一輝の側からの視点で考えたことなかった。こんな風に普通に心配している(2回言った)のはすごく新鮮。
しかし、そんな蜜月もすぐに終わりを迎える…。
29話予告「友情に固く結ばれた青銅聖闘士5つの小宇宙から、今2つが離れていく…」
聞いた瞬間 Σ「ええ? さみしい」って思わず口をついて出てしまった。
失明した紫龍が五老峰に帰るのと、一輝が「俺は群れるのが嫌いだ」という例のアレで城戸邸を出て行ってしまう回です。そして半日後戻ってきます。
戻って来た一輝は、氷河と瞬の無事を確認すると、ピンチのアテナと重症の星矢を置いてまた再びいずこともなく消えるという信じられない去り方をします。
今のところ私が最後に視た一輝はそんな感じでした。嘘です。ジャンゴの回まで視ました(執筆時点)。
一輝と瞬と言いつつ9割一輝のことしか書いてないやんけ、と思われたと思いますが、瞬ちゃんホントに特に変わったことしてくれないんだもん。
強いて言うならシャワーシーンを披露してくれたことくらいか…。
[フリー絵画] エドワード・ポインター 「アンドロメダ」 (1869)
パブリックドメインQ:著作権フリー画像素材集
ND(ネクストディメンション)の方で青銅聖闘士たちの黄金聖衣継承が示唆されてるらしいですね。他のメンバーはともかく、何故か一輝だけは永遠に鳳凰星座でいてほしいと思ってしまう…。黄金じゃなくても充分強いしさ。絶対フェニックス聖衣の方が似合うよね。
そう。フェニックスは何度でも蘇るのだから!
と、言いつつ、5人の中で実は一輝が一番早く黄金聖衣を身に着けてたのはなかなかの衝撃の事実じゃないですか(港の倉庫にて)。一瞬でしたけど。
次回、氷河編につづく