新型コロナ対策である世界各都市ロックダウン。
その影響で、各地の二酸化炭素排出量が劇的に減っているそうです。
- 中国
- イタリア
詳細は以下のサイトにて
新型コロナウイルスの影響は宇宙からも見えている - sorae 宇宙へのポータルサイト
こちらも参照。
新型コロナウイルスの影響で中国の二酸化炭素排出量が減り「環境には好影響」という指摘 - GIGAZINE
『(略)2020年2月3日~16日の2週間における中国の二酸化炭素排出量は(略)前年比で1億トンも減少したということになります。1億トンという二酸化炭素排出量は、(略)同期間における世界全体の二酸化炭素排出量の6%に相当するとのこと。』
インドでは数十年ぶりにヒマラヤ山脈が見えたことが話題に。
CNN.co.jp : インド北部から数十年ぶりにヒマラヤ眺望、新型コロナ対策で大気汚染改善
人によっては、これで地球温暖化が緩和されて台風などが減れば、コロナによる犠牲者より災害に遭わず助かる人数の方が最終的に多くなるかもしれない、と言う方も。
気が鬱ぐような話題ばかりが多い中、数少ない明るい話題だ…と、果たして素直に喜んでいいのかどうか。
結局誰かが痛みを受けることに代わりはないじゃないか。人数の多寡で計っていいことなのか。
私も、なんでこんな惑星(ほし)に生まれてきちゃったんだろうと、常日頃こぼしており、その理由の一つは地球温暖化ですから、その意味では良かったといえば良かったんですが。
昨年大型台風にビビッて自主避難した体験談。
はじめての自主避難.1 ~ハギビスが来る朝【台風19号】~ - 乾酪庵 Cottage de fromage
これについて、人類こそが地球にとってのウイルスで、新型コロナはワクチンなのではないか、という意見も読みました。
私は流石にそこまでは思ってませんが、確かに地球に人間がいる意味は謎かもしれない。
トロッコ問題って聞いたことある方もいらっしゃると思います。
真っ直ぐ進めば5人が轢かれます。レールの分岐を切り替えれば5人は助かりますが別の1人が犠牲になります。あなたは装置のレバーを引きますか、という一種の思考実験ですね。
思いついた人も大概だという気もしますが、実際人生ってそんな選択の連続なのかもとも思います。
新型コロナ問題、早く収まってほしいですが、人の動きが戻ればまたあの暑い夏が来るのか。
今年か、来年か、再来年か…。
私たちは、私たちの世界は今、分岐装置のレバーを持たされているのかもしれません。
どっちに倒す?