関東地方は梅雨入りしたものの、ここ最近は晴れたり曇ったりと落ち着かない空模様ながら終始変わらないのはモワッと蒸し暑いことでしょうか。
都内近郊は週末から本格的な雨降り予報なので、ついつい籠城の予定を立てがちですが...
この時季こそは雨天を楽しむつもりで出かけたいところ、少し遡った雨降りに「アジサイを見に行こう!」と傘を差しながら散策した時のこと
▲入園料100円
自宅から長いことテクテク歩いて、千葉県立幕張公園の中心に立地する『見浜園』に向かいました。
埋立から開発が進み、人工的な街並みがすっかり都会の雰囲気漂う幕張新都心にあって、周囲のビル群に溶け込むような日本庭園がこんな場所に?!と驚きました...
広さ1.6haの園内は、池・筑山の調和によって山・川・海・林などを表現した四季折々の自然美があふれ、池には舟着や洲浜、出島・中島、橋を配置し、その周囲には東屋・園路など様々な意匠が施されています。
▲池の畔には菖蒲の花
空を見上げればオフィスやマンションに複合施設が目に入るものの、緑に囲まれた開放的な園内は不思議と落ち着いてしまう心地よさ。
池の周囲を一周しながら庭園を観賞(池泉回遊式)していると、手入れが行き届いた植栽と池・川の水辺に気持ち穏やかになりますが、池に近づくと気配を感じた鯉たちが口をパクパクと開けていたのも印象的(食いしん坊です:笑)
▲建物は知る人ぞ知る「Fate」に登場する衛宮邸のモデルです
▲これほど曇天が似合う花はアジサイくらいでしょうか
▲思わずアジサイ目当てだったのを忘れるほど見応えのある庭園でした
園内中央にある数寄屋造の茶室「松籟亭」では茶会や句会などが催され、お抹茶をいただくことができるので一息つきました(茶菓子付500円)
▲枠蒸し「ぬれつばめ」とお抹茶
▲人も疎ら園内、自慢の庭園を一望できる特等席にて優雅な一服
先日6月16日は「和菓子の日」だったそうです(全国和菓子協会が制定)
溯ること848年(承和15年・嘉祥元年)の夏、仁明天皇の御神託に基づいて6月16日に16の数にちなんだ菓子・餅などを神前にお供えして疫病除け・健康招福の誓いをたて、「嘉祥」と改元した吉例から定着したんだとか。
関東地方も梅雨入りし、モワッっとジメッとした日々が続きますが、この時季ならではの和菓子で“見た目だけでも涼”をとって心穏やかに過ごしたいですね。
ゴチソウさんでした。
▲結婚式の前撮り舞台に最適ですb
派手さはないものの梅雨時を忘れてしまう雨降りの散策でした...
紅葉の時季は所々で色づく様子が素晴らしいと思うので、季節が変わったらまた足を運んでみたいです(2021.6.6)
▲園内で開催予定だったパブリックビューイングを中止した熊谷知事は賢明です
【-おまけ-】
相変わらずの昼ご飯作りはワンプレート仕立て(一度のレンチン温めに洗い物も楽ですから:笑)
・白米と雑穀米の合わせ炊きに釜揚げシラス
・チキンのスパイシー揚げ焼き
・キーマカレー
・ズッキーニのソテー
・サバと人参のサラダ
先日は出社要請があってビルの窓辺でボッチ飯でしたb
・白米とマンナンヒカリの合わせ炊き海苔弁仕立て
・サーモンハラスの塩焼き
・ズッキーニのソテー
・粗びきウインナー
・出汁巻き玉子焼き豆乳入り
・切干大根の煮物
そろそろ食べ物が傷みやすい時季ですから、調理には気を付けたいですね
帰宅すると、夕飯前に寝落ちするほど疲労困憊...体力の衰えを感じる今日この頃、今週末も運動がてら散策に出かけたいと思います。
【過去のアジサイ散策】