オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

夏の京都・大阪2011その8 隠れた名店2『Krepe』【閉店】

2012年01月01日 | ├ 東海/関西
『夏の京都・大阪2011』旅行2日目の続きです。

一日乗車券を使っての市営地下鉄と自分達の足で、ノンビリと京都の街並みを散策しています。

先日お届けした『祇園NITI』を後にして四条通りに戻り、この旅には一風相応しくないような店に足を運びました。





八坂神社に向かって左側にあるテナントビル5階の『Krepe (デザート&バー クレープ)』は、それはそれは“大人の世界”の雰囲気でした。

真昼間からバーなんて行ったことないですから(笑)

旅行だといって羽目を外しているのではなく...
バーと言ってもアルコールと一緒に“あるスイーツ”を嗜むことができると聞いてやってきました。





まずは冷たい飲み物と言うことで“水出し珈琲”を注文したところ、カウンターのバーテンダーさんが何やらシェーカーを振り始めました。






で、誰のカクテルなのかと思っていたら、自分に目の前に提供されたのでビックリ!?

ゆっくりと時間を掛けた“水出し”の味わいは素より、提供する前にシェーカーで振ることで空気を含ませて泡立てることで、上品な珈琲の香りに加え、スッキリとした一杯に仕上がっていました。
(バーならではの出し方ですね)

これは、喫茶やCafeでは体験できない“切れ”のある味わいで美味しかったです。




▲この提供の仕方だと、ほとんど飲み物ですね

で、妻は初夏にピッタリのデザート“ブランマンジェ”を注文しました。

バー故に、ただのデザートに有らず...アルコール度数はやや高いと事前に念押しされたにも関わらず、食べてました。





フランス語で“白い食べ物”を意味するブランマンジェ。
アーモンドの風味が効いたジュレの上に乗ったカンパリ風味のクラッシュドアイスがヒンヤリしてて、これを混ぜると一段と美味しかったです。





さてさて、お目当てのデザートがそろそろ運ばれてきます...

カウンターでは焼きあがったデザートにウィスキーを使ったマッカランのシロップをタップリと塗っているようです...







で、これなんでうが...“どら焼き”ではなく、ホットケーキなんです。

なんとも仰々しい佇まいですよね。







でも、ナイフを通すとトローリとろけ出すカスタードクリームの香りは濃厚で、生地表面の香ばしさと相まって上品な味わいでした。

ほんのりとシロップの洋酒が効いて、優しい甘さのホットケーキです。

これは、生地と別にソースが入っているワケではなく、生地が生焼けってことでもないんです...不思議な食感でした。

察するに、この半生のような仕上げはメレンゲを絶妙な按配で点てて、粉の量を極限まで少なくしているのでは?と思います。

ですが、これは一長一短で真似できる代物じゃないですね。



京都まで旅行して、ホットケーキの概念を覆す素晴らしい逸品に出会えた思います。

ここは来年も立ち寄ってみたいですね。

(つづく)




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2 コメント

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食べたいです。 (きのこ パンケーキ&ホットケーキ)
2012-06-03 00:03:38
古い記事へのコメントでスミマセン。
これは先日、食べそこなったホットケーキ!!!
美味しんですね!? 次回は絶対、食べてきます。
素晴らしい情報を有難うございます(^^)/
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Unknown (お豆)
2012-06-13 20:10:22
>きのこさん
こちらは、ぜひ足を運んでみてください(*^^*)
格好は、それなりに考えた方がいいかもしれませんが(-_-;)
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