オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

ホワイトデー2023/お菓子BOXあれこれ

2023年03月16日 | ■記念日・催事の家ごはんとお菓子

3月14日、遅ればせながら先日はホワイトデーでした

 

その起源は遡ること1970年代

福岡市の菓子店スタッフが「バレンタインデーのお返しがないのは不公平」という雑誌記事を見かけたのをキッカケに百貨店へ提案してスタートした「マシュマロデー」が発祥と云われています(恐らく諸説あると思いますが)


<今月は職場向けに焼菓子を作ったものの>

モノよりココロ!(キモチの問題よ!キ・モ・チ!)」なんて口遊む女性に限って、モノに弱かったりするワケで(笑)

大手を振って人と直接会うのを敬遠された中、バレンタインチョコをもらった以上は何かしら意図があるワケですから無下にすることなく「お返し」はしないといけませんて

今や形骸化したイベントにあって、年明け中旬からの売場構成そのままに「White Day」とポップを入れ替えるだけの会場が多いものの、前日ともなれば中年男性が真剣に物色している姿は微笑ましかったです

 


<出社見送りで、あえなく我が家の胃袋に>

人の想いは、まず手から(あくまで持論です)

自らの手で直接渡すことで想いは伝わると思います

 

ホワイトデーは過ぎ去りましたが...
今や数多あるお菓子の中で一点豪華のお菓子詰合せが贈り物として注目されているところ、ここ数年で妻が手にした「お菓子BOX(缶・箱)」のクッキーを蔵出しがてら紹介したいと思います

 

自分も含めて特別な人に向けたプレゼントの参考までに



【-1.お菓子缶(箱)あれこれ-】
ああ、幸せ/クルミのクッキー:西光亭
 
可愛らしいリスが描かれた箱を開けると、素朴なクッキーが粉糖をまとって一面真っ白。
サックリとした食感のクッキーは、ホロホロとした口解けと練り込まれたクルミの香ばしさが何とも懐かしい味わいです。
もとはレストラン経営でしたが、手作り菓子が好評でお菓子専門店に業態変更したそうです。
 


■Foursec(フールセック):プティマリエ
 
幕張界隈でお馴染みのパティスリーが手掛ける「Foursec(=しっかり焼いたお菓子)」の詰め合わせ。
洋菓子は勿論のこと、焼き菓子も一つひとつ流石!の味わいでした
 
クロカンテ/サブレ・オ・テ/メープルノア/アマンドショコラ/パリジャン/メレンゲ(フレーズ)
 
 

■冨貴寄:江戸和菓子 銀座『菊廼舎』
 
富を集めるという意味の「冨貴寄」、その丸缶を開けた途端、幸せな一時。
様々な干菓子が綺麗に詰まって一つひとつ小さいなっがらも味わい深く、手仕事が垣間見える見事な逸品です
 
 

ふきよせとは、幾種類もの干菓子を取り合わせた日本古来のお菓子なんだとか
 
洋菓子店『アトリエうかい』では、干菓子のような端正なクッキーを和の情緒漂う一包みにして四季折々の味わいを表現しています。
以下5点は、どれも粒揃いの美味しさでした。
■ふきよせ さくら〈春季限定〉
 
春らしい色合いの焼き菓子と金平糖の詰め合わせは、さくらや苺など季節の風味をお届け。
 
・桜と抹茶の一松クッキー
・苺とバニラのロールクッキー
・苺のほろほろクッキー
・福ふく苺クッキー
・果実のメレンゲ(みかん・苺)
・春色の金平糖
 
■ふきよせ 夕暮れ
 
山葵にチーズ、黒胡麻七味、そして胡椒を効かせたお酒に合うクッキーは夕暮れ時の疲れを癒す一杯と一緒に。
 
・山椒とチーズのサブレ
・海苔醤油のメレンゲ
・オニオンペッパーサブレ
・ニンジンクラッカー
・黒胡麻七味山椒チーズサブレ
・ごぼう糖衣かけアーモンド
 

■ふきよせ ほたる狩り〈夏季限定〉
 
夏の夜のほたるが舞う情景を小さなお菓子で表現した詰め合わせは日向夏やずんだなど季節を彩る味わい。
 
・抹茶とバニラのロールクッキー
・ずんだサブレ
・小豆と鷲豆と松の実のごろごろクッキー
・日向夏メレンゲ
・チョコチップと生姜のディアマン
・夏色の金平糖
 
■ふきよせ 実り〈秋季限定〉
 
栗・南瓜・紫芋など旬の和素材を一つひとつ丁寧に焼き上げ、豊かな秋の実りに。
 
・抹茶と紫芋の一松クッキー
・南瓜のクッキー
・紫芋のクッキー
・ほうじ茶糖衣がけ胡桃 
・栗と南瓜の種のクロケ
・赤色の金平糖
 
■ふきよせ 冬椿〈冬季限定〉
 
甘酸っぱい林檎やみかんなど旬の和素材を一つひとつ丁寧に焼き上げ、冬の風情が漂います。
 
・木苺とバニラのロールクッキー
・林檎と胡桃のシナモンクロケ
・糖衣がけきな粉クッキー
・みかんのほろほろクッキー
・果実のメレンゲ(林檎・黒すぐり)
・冬色の金平糖
 
ふきよせシリーズは他に「紅白」などがあります

 


同じく「アトリエうかい」からクッキー缶を2つ🍪🍪
■ショコラアソルティ缶:アトリエうかい
 
サクサクのクッキーを果実や紅茶の味わい豊かなチョコレートで包み、2つのフレーバーを交互に食べると一層風味が際立つ美味しさです。
 
・マスカット :爽やかに香るチョコレートでアーモンドクッキーを包み、果実感溢れる芳醇なハーモニー
・アールグレイ:茶葉を刻み入れたアーモンドクッキーにまろやかな味わいのミルククッキーをコーティング
 ※3月17日販売終了
 

■フールセック・小缶:アトリエうかい
 
宝石箱のようにきらめく多彩なクッキーの詰め合わせ。
フランスやドイツ、ウィーンの伝統的なクッキーの製法を大切にしながら軽やかな食感と口どけ、そして食べやすい大きさを追求し、目にも美しいアソート缶に仕立てています。
 
・花型のウィーン風クッキー
・木苺のジャムサンド
・香ばしいゴマのガレット
・パッションジャムをのせたチョコレートクッキー
・砂のようにほどけるメープルクッキー
・貝殻型の紅茶クッキー・レモンジャム添え
・ヨーグルト・アーモンドとイチゴ・ホワイトチョコのほろほろクッキー
・ピスタチオジャンドゥージャのチョコサンド
 
 

ギネス認定のフィナンシェ等、生菓子だけでなく焼き菓子にも定評あるアンリシャルパンティエからは、パリの石畳のように美しく敷き詰められたクッキー缶です。
■プティ・タ・プティ:アンリシャルパンティエ
 
少しづつ(=仏語でプティ・タ・プティ)」楽しんでほしい想いから生まれた個性豊かな9種類のフレーバーは、どれもこだわりの詰まった味わいです。
 
・ガレットブルトンヌ
・フロマージュ(サブレ)
・ショコラブラン
・フレーズ(サブレ)
・フランボワーズ
・スペキャロス
・サブレ・バニーユ
・ショコラノワール
・プラリネ
 
 

大阪は阿倍野区の帝塚山に本店を構える老舗洋菓子店「ポアール(創業1969年)」からは、本物志向のクッキー缶です。
▪️MERCI:ポアール
 
9つの漢字をテーマに香り・食感・口どけにこだわり、いつもの「ありがとう(=merci)」に新しい驚きを込め、会話に花が咲くような素敵な詰め合わせ缶です。
 
時:癒しのひとときは珈琲の一杯から
花:"ありがとう"を薔薇の花束に込めて
塩:塩キャラメルは旨じょつぱい
絹:まるで絹のよう爽やかな山椒の香り
果:甘酸っぱい果実カシスのメレンゲ
旨:チーズとドライトマトのキッフェルン
実:木の実と木苺の甘酸っぱいフロランタン
優:香ばしいきな粉に和三盆の優しさを添えて
茶:旨み際立つ玉露大人のラングドシャ
 
 

最期は、個人的に一番印象的だったクッキーです
■ハグ・ミークッキー:8ablis
 
卵・乳製品・白砂糖・ナッツ類を使わず、良質な素材だけで作ったサクッとした優しい味わいのクッキーです。
動物や木のカタチをした見た目も可愛らしい誰も食べられるこちらは全てヴィーガンというだけに、美味しいと不味いのせめぎ合いを見事制したかのようにシンプルながらもクセになる美味しさがあります。

・アイシングクッキー(レモン)
・メープルクッキー(ふくろう・鳥)
・ココアクッキー(鳥・木)

 
 
一昔前の缶クッキーは贈答品の売れ残りやギャンブルの景品など、ピックサイズ缶で大味な印象でしたが…
今や仕事の合間や休日のおやつ時間、家族団欒の一時にとっておきのクッキー缶を取り出して蓋を開ければ、芳醇な甘い香りが広がって、幸せな時間の幕を開け
 
食べて美味しいのは勿論のこと見た目も楽しく、様々な味や形が詰められたクッキー缶は中身だけでなく缶のデザインも個性的
 
食べ終わったら、文房具や小物、お気に入りの物を入れてみるのも楽しみの一つかもしれません
 
 


【-2.ホワイトデー2023-】
お裾分けしてもらってばかりでは申し訳なく…妻へのお返しにと、こちらを仕事帰りにサッと買って帰りました
▪️カヌレアソート:(株)緑歩園<京都府>
 
京都・八坂の塔ふもとに佇む数寄屋造りの「京都つぶら乃」が手がける和スイーツから6種類のカヌレを詰め合わせたもの。
遠く京都に想いを馳せて、一つひとつの美味しさが染み入ります...
 
プレーン/ほうじ茶/抹茶/ココナッツ/玄米/チョコ
 
 


<プレーン&抹茶とホワイトチョコかけ>
 
見様見真似で今年はミニカヌレを焼いてみましたが、中々思うような仕上がりにならず...
生地の混ぜ加減や温度管理と扱いが非常に難しく、高温・長時間の焼成とあって電気代高騰の昨今で作り続けるのは骨が折れる印象です💦
 
とは云え、少し落ち着いた状態で食べたところ、外はサクッとした口当たりに中からラム酒とバニラの香りを効かせたモチっとした味わいに妻もニンマリ(味はよかった:笑)

手間と価格を考えたら買った方が手堅いですが...
早い、安い、そして楽なことばかりの毎日だったら身も蓋もありませんね(タイパとか:笑)

出来うる限りは手作り菓子にこだわりたいところ、何時の時代もお菓子をほおばった時は笑顔になりますから


◆関連エントリー 1ヶ月が早いですね💧
妻へのバレンタインケーキ2023/チョコレートあれこれ


 

 


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2 コメント

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Unknown (まかろん)
2023-03-16 19:27:50
どれも目を楽しませてもらいました。
なんて美しいのでしょう。
お菓子の宝箱ですね😊

でもsojinさんの手作りも素晴らしく美味しそうでした!

見るだけで眼福です🌸

これからも素敵な記事を楽しみにしていますね!
いつか、カヌレ焼けました!って記事も楽しみにしています💖
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Unknown (sojin_2008)
2023-03-17 20:59:06
>まかろんサン
いつも訪問ありがとうございます😊
「眼福」って素敵な言葉ですね🌸

週末に材料調達して、またカヌレ作ってみたいと思います❗️
引き続きよろしくよろしくお願いします🤲
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