Starbucks （スターバックス）

日本にカフェ文化を浸透させた『Starbucks （スターバックス）』の功績は大きいと個人的に思っています。

連日、コーヒーハウスのネタが続きましたが．．．これにて一区切り。



〝スターバックス”と言うと、ホイップクリームでデコレーションされたラテや各種フレーバーでアレンジされた珈琲とオシャレな空間が連想できますが、その発端は何だろうかと．．．以前、建築設計に携わっていた自分としては気になっていました。



いわゆる、店作りの〝コンセプト”です。



調べてみると、スターバックスが提唱するコンセプトとは〝サードプレイス”。

つまり、家庭、職場・学校等に次ぐ第3の生活拠点です。



家庭や職場・学校から離れ、家族や恋人、友人と語り合ったり、時には一人で読書をしたり、夢を膨らませたり、黄昏たり。

日常を忘れてくつろげる、そんな場所が身近にあったら、やっぱりフラッと寄りたくなりますよね。



1989年、社会学者レイ・オールデンバーグの「素敵な心地よい場所」が出版され、ハワード・シュルツ（コーヒーショップチェーン・スターバックスコーポレーションの会長兼社長兼最高経営責任者）が、この本を気に入り、ここから学術用語『サードプレイス（第３の場所）』を借用したのが始まりです。

学術用語のサードプレイスとは．．．
家庭でも仕事場でもない　人々が気軽に集う事ができる場所。すなわち〝自宅の玄関の延長” 。



言われてみれば、カフェや喫茶に求められることで当然なことですが．．．
それが少なからず具現化しているところがスバラシイかと



【カテゴリー　→[食べ歩き（その他）]】