オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

焼き鳥の日/やきとり『串若』

2024年08月10日 | ├ 和食・割烹・串焼・炭火焼・鶏

(8)(10)の語呂合わせと、
焼き鳥に合うビール🍺がこの上なく美味しい夏の時季と相まって、8月10日は「焼き鳥の日」なんだとか📅
(夏日を通り越して、猛暑日ですが💦)

 


<以前は家飲みで焼きました🔥>

や日本人に幅広く愛されている
食文化の一つ、焼き鳥をさらに広めることを目的に「焼き鳥の父」と呼ばれる根本忠雄(1913~1988)氏が創業した株式会社鮒忠(ふなちゅう)が制定しました📅

 


<「焼けるんプレート」が便利です>

鮒忠は戦後1946年、浅草千束の地に
川魚料理屋として開業し、鮒やどじょう、鰻の串焼きを中心に商売をしていたものの、川魚が獲れない冬場を凌ぐため鶏肉を串に刺して売り始めたところ、その「焼き鳥」が大評判になったそうです📝

 


<つくねを焼くのは難しいです>2012.10

その後、食用鶏の生産・卸販売、
そして日本初のフランチャイズを展開し、創業者の根本忠雄は「焼き鳥の父」と呼ばれるように🐦

 


彼のモットーは「怒るな・威張るな・欲張るな」、そして「利は薄く大衆奉仕」だったそうです📝(そういった店は減りましたね💦)


<かつて280円均一だった鳥貴族>

焼き鳥と云ったら種類は様々📝
部位や材料によって呼び名まで異なって、ねぎま・かわ・つくね・レバー・ハツ・まめ・キンカン・トサカ・手羽先・ササミ・せせり・ぼんじり、そして砂肝等々、食べたことのない串が未だたくさん💦

味付けは主に「塩」と「たれ」の2つ。
さらに唐辛子・胡椒・山椒・ワサビなど香辛料を付けたり、味噌ダレを使う店や地域もあり、焼きあがった焼き鳥を丼飯に載せた「焼き鳥丼」なんて料理もあり、香ばしい香りと相まってモクモクとした店内を思い起こしてしまいます(もぉ、今晩は焼き鳥だぁ!って:笑)

 


<秋元屋のトマトベーコン>

まだ仕事が残っている昼時から
酒を飲むわけにはいかないものの...

コロナ禍以前、職場スタッフと週に一度の外食ランチで「ちょっと焼き鳥が食べたい!」となったら当時通っていた店をふと思い出しました

 

どんなに暑かろうとも
何気ない散策も含めて昼休みが楽しみだったのは、もう遠い思い出💦

 

来月の定期検診を終えたら7年半ぶりに寄ってみようと思ったものの、現在は夜営業だけに変わったのが何とも残念

ここでは過去記事を振り返りつつ思い出補正を添えて紹介がてら書き留めてたいと思います🥢
(※メニュー構成・価格は当時のものです)

 




JR田町駅界隈の雑居ビルの2階🐦
やきとり『串若』はカウンターやテーブルだけでなく、奥に座敷があって団体客で賑わっていました
 
 

客層は見事にサラリーマン風情の
オジサン達が占領し、我々も気兼ねなくくつろぐことができました

 

厨房を見ると...
御主人と焼き担当の方が絶え間なく焼き鳥を焼いて大忙し🔥

 

■昼のお品書き ※2013年
・焼き鳥丼  :800円
・雉子そぼろ丼:800円
・鰻丼    :850円

鰻丼の入荷ナシから実質2択だったので、初回は雉子そぼろ丼を食べてみました🥢

 



<雉子そぼろ丼:800円>2013年

雉肉をはじめ、つくね・そぼろ
獅子唐が豪快に盛られた丼に大根卸し・漬物・サラダ・味噌汁を添えて税込800円と何ともお手頃💰

焼き鳥は串毎に焼き・味加減が絶妙で丁寧な手仕事を感じます👊
やや甘いタレに雉・鶏の脂身を計算してか、大根卸しと生姜がイイ仕事をしてくれました

 



<名物の串焼> 
ねぎ肉/エノキ巻き/つくね

串若を語る上で欠かせないのが...
カリスマ経営者と云われたカルロス・ゴーン御一行が愛用していたこと📝

あの滑稽な逃亡劇の数日前にも足を運んでいたのは驚きです🎁
(当時から何か隠し事がありそうな人相に見えたのは気のせいでしょうか)

 


<靴を脱いで座敷でくつろげます>

堅実な佇まいが気に入ったのでしょう…
夜の帳が落ちたら飲兵衛たちの巣窟となって、落ち着いて食事はできなかったと思いますが、やれやれな人です💦

 

 

話をランチに戻しましょう



<焼き鳥丼830円>2014年8月

翌年向かったのは御盆明け🍉
暑さ厳しい時季に汗ダク、室内外の温度差に体調を崩しそうな日々でした💦

 

■昼のお品書き ※2014年~
・焼き鳥丼  :830円
・雉子そぼろ丼:830円

丼メシですが、味噌汁の他にサラダ・漬物、そして大根卸しがついてバランス良しです
 
値上げは仕方ないものの、
シンプルに2種類だけのお品書きに📝

ここから焼き鳥丼の連投が始まりました🐦

 



<焼き鳥丼:830円>2015年3月

朝夕の冷え込みがありますが、
春の晴れ間が差し込んで過ごしやすかった日

カウンター席に案内されて顔だけポカポカ🔥
厨房を覗き込むと、串に通した鶏肉をひたすら焼く様に魅入られ、この日も焼き鳥丼一択(2つしかないのですが:笑)

 

焼き終えたら丁寧に串を抜き、丼に敷き詰めているのは...
・塩焼きのササミ
・塩焼きのムネ肉
・タレ焼きのモモ肉
・タレ焼きのつくね

といった4種類の焼き鳥🥢
これらが丼の中で一堂に会し、一度に堪能できるのが焼き鳥丼ならではの味わいかと🐦

 



<焼き鳥丼:830円>2015年7月

同年7月終盤🍉
職場を見渡すと無事に夏休みを取得して空席が目立つものの、中には体調不良で早退する方もチラホラ🏥
強い日差しと社内(車内)の温度差に帰宅するのも一苦労な日々でしたね💦

この日は、土用丑の日
昼メシは奮発して「うな重」を食べようなんてことにはならず...日本食ならではタレの味が近い焼き鳥丼に(エーッ)

靴を脱いで奥に案内されたところ、先客もなくエアコン🌀の効いた座敷でノンビリと焼き鳥丼を堪能できました

 



<焼き鳥丼:830円>2015年11月

日差しが暖かく清々しい晩秋の日
仕事がなければ、ゴロンと寝転がりたいくらい長閑な空模様でした

 

焼き鳥丼は白飯が若干少ないのと
脂身が少ないささみの量が多いせいか、見た目とは裏腹にヘルシーな印象があるのか、この頃は女性客が増えてきた印象です

 



<焼き鳥丼:830円>2017年9月

冷たい雨降りの翌日
約2年ぶりに向かったのは初秋の頃

靴を脱いで入店すると席まで案内してくれる丁寧な接客ぶりは変わりなく、昼時の落ち着いた雰囲気エアコンの効き具合が何とも云えませんて

 

迷うことなく焼き鳥丼にしたところ、
大きな丼にサラダ・味噌汁・漬物、そして大根卸しがついた盛りだくさんな内容も相変わらずでした

大山地鶏をつかった焼き鳥は、
その本来の味わいを活かせるよう備長炭でジックリ焼き揚げ、飲兵衛タイムでは1本260円以上する逸品です🥢

それを5串分のせた焼き鳥丼が昼時は830円で食べられるとあって足蹴に通ったものです


丼に敷き詰められたモモ・むね・つくね・ササミといった大振りの焼き鳥、
その一噛み一噛み弾力のある歯応えは一本づつ串焼きにする手間の成せる業でしょうか、一口サイズをまとめて焼いたところで同じに味わいにはなりませんから。

そして、香ばしく焼かれた焼鳥は勿論のこと激辛の獅子唐サッパリした甘酢生姜、そしてタップリの大根卸しが全体のバランスを調整し、白飯が捗る美味しい一杯でした


当時はゴチソウさんでした...(グスッ😢)

 

田町・品川界隈に出かけた際、
夕暮れ時に焼き鳥が無性に食べたくなったら、ぜひ御賞味ください🐦🐦🐦


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 245日の昼ごはん日記 -2024年... | トップ | 山の日/作ろう!きのこの山 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (momohakase)
2024-08-10 20:26:02
千束通りの鮒忠が本店だったのですね。
学生の頃よく行っていましたが、今更ながら驚きです。
返信する
Unknown (オカシのキモチ)
2024-08-10 20:33:45
@momohakase さん
コメントありがとうございます😊
鮒忠は「焼き鳥の日」を制定した店であり、串若とは関係ないと思われます…あしからず💦
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。