オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

いざ、静岡へ...ご当地グルメと置き土産

2022年06月20日 | ├ 東海/関西

全国的に梅雨入りしたと思ったら、沖縄地方は早々と梅雨明け

九州から東北地方まで「梅雨本番」と云うことで大雨と熱さに注意したいところ、相変わらず晴れたり曇ったりと落ち着かない空模様続きですが、モワッ~と蒸し暑いこの頃。

屋内に居ようとも動けば汗ばむ時季なので、皆様も水分補給を欠かさないようにしてください


さて、5月中旬に一泊二日で静岡へ出かけた旅行記は、今回で一旦締めくくり。
長らくお付き合いいただきありがとうございます

 

いざ、静岡へ...はじまりの朝ゴハンから街ブラ - オカシのキモチ

なんでもかんでもドラマは観ないものの、今期はキャスティングありきで観始めたのが日曜劇場『マイファミリー』。ドラマタイトルに一番縁遠そうな「誘拐事件」という破天荒...

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▲2日目の前半、【7.旅のはじまり 朝ごはん~10.】はこちらb


【11.ご当地ハンバーグ】
静岡出身の方に旅行の話をしたら、「"さわやか"には行ったの?」と(恐らく)確認されるくらい地元民の中で有名なのは、"静岡でしか味わえないハンバーグ"だからでしょう…

3年ぶりに開催されたホビーショーは勿論のこと、せっかく静岡まで来たなら足を運んおきたいグルメスポットが「炭焼きレストランさわやか」でした

 
今や県西部の「遠州」を中心に34店舗を静岡県内に展開するさわやか」は、約40年前に菊川市(現)に出店した「コーヒーショップさわやか」から始まり、創業者がその後に考案した"げんこつハンバーグ"が看板メニューになってから店名を「炭焼きレストランさわやか」に変更したそうです。
 
 


そんな数ある店舗から、我が家が向かった「新静岡セノバ店」は市街地とあって一時間待ち
平日なのに次から次へと順番を記帳する方々が訪れ、正に静岡県民のソウルフードといった賑わいっぷり。

これを食べるために店頭に足を運んだので、食べずに帰るなんてことはできず...空き時間は地下の地元スーパー『しずてつストア』でご当地食品を時間一杯、物色していました

 


▲「さっ、カンパイからはじめよう!!」の御作法に則って我が家はコーラと玄米緑茶で乾杯b

で、待ちに待った一時間後
ちょうど開催中だった「げんこつおにぎりフェア」という、おトクな創業価格のセットを2人そろって注文しました

 


▲ライスとスープが着卓してスタンバイOK!

因みに「げんこつ」と「おにぎり」はハンバーグのサイズ。
親父の丸くて大きな“げんこつ”と母親の握る“おにぎり”の大きさをハンバーグに見立て、看板商品に「父母の無償の愛」への感謝を込めているそうです。

 

▲出来ることなら、この音と香りもお届けしたい!

間もなくするとジュージューと音を立て、香しい匂いをまとって登場したのは丸々としたハンバーグ。

香ばしく焼かれた表面とは裏腹に、この時点で中身は生(レア)
ここから店認定のスタッフがテーブル上で仕上げてくれるのです

先ずはナイフでハンバーグを縦半分に一刀両断
カービングフォークを使って、割れたハンバーグ2つをまとめてブッシューと鉄板に押し付け、最適な焼き加減してからソースをかけて完成(この間、油が跳ねるのでテーブルシートを持って自己防衛に務めます)

 


▲ソースはオニオンとデミグラスの2種類から選びますb

着卓からサーブを目の前で仕上げるパフォーマンスも然ることながら、フォークを跳ね返す程の弾力脂したたる"シズル感"と相まって生唾ゴックン...
熱された鉄板上から奏でられる香りまでもが美味しさを倍増させているようです。

さらに食べやすいサイズにカットしてみると、肉の中央はまだレア状態!
一口食べてみると...牛肉の旨味を引き出す絶妙な塩香ばしい表面の焼き加減よろしく、特筆すべきは歯応えのいい圧倒的な「弾力」でしょうか、思わず妻と「ンッ!?」と目を合わせる程の肉々しい味わいは凄まじかったです。

一時間待った甲斐がありましたって...ゴチソウさんでした


総じて「シンプル イズ ベスト」と云ってしまえば簡単ですが...
産地の豪州牛の管理・調達から指定工場での加工、そして各店舗に運ばれてからお客さんのテーブルに到着するまで徹底したこだわりをもって、美味しさを追求しているのを感じました。

妙な商売気質不毛な東京への憧れや挑戦魂を持たず、“静岡県だけで食べられる”ご当地レストランとして、今後も「げんこつハンバーグ」の味を守ってほしいです。


【12.街ブラして一休み】

▲1609年、家康公が駿府を町割して東海道五十三次の宿と定めた「伝馬町」の石碑

お腹が満たされたところで、商業ビル群が密集する界隈に戻って妻とは別行動に
自分は文房具専門店や雑貨店をハシゴし、妻も気になる店を物色して静岡という街に少しだけ馴染んでみました。

 

で、最後に店の前まで行ってみようと云われるまま案内されたのが、「世界でいちばん濃い抹茶ジェラート」と書かれた幟のある店頭…
▲静岡抹茶スイーツファクトリー『ななや静岡呉服町店』

静岡ならではの緑茶を飲んで帰るのかと思いきや🍵🍵...
ジェラート」の方が気になって...無意識に店内に入っていました
(そうなるの分かってて誘導されたのかと:笑)

 


▲静岡呉服町店は鉄筋コンクリート造を一部そのまま使った内装b

ななや」は1907年創業の製茶会社「丸七製茶」が運営するお茶屋さん。
2007年まで全国の茶屋専門OEM(ブランド商品の製造ライン)を中心としたお茶の製造卸販売を行っていましたが、
2010年、当時お茶工場だった一部を改装して「ななや藤枝本店」を開店し、以後は丸七製茶の名称を前面に掲げ、2011年の秋には静岡の青葉公園店(現在、呉服町に移転)を構えて、現在は静岡に4店舗、京都三条店、そして東京青山店と次々に事業展開をしています。

 


▲2階のカフェスペースで定期的にイベントを開催b

こちらの2020年11月にオープンした「静岡呉服町店舗」は天井高のある建物構造そのままに「」を基調とした明るく落ち着いた店内。
1階には数多ある「お茶」をはじめチョコレートや菓子土産、茶器コーナーと専門店ならではの佇まいの中、一際目を引くのがショーケースにズラリと並ぶジェラート。

高品質な静岡抹茶をふんだんに使った世界でいちばん濃い抹茶ジェラート[No.7]から、ほんのり香りがする[No.1]まで7段階の濃さを選べる「特製抹茶ジェラート」をはじめ、その数は10種類以上。

 


・ななやの抹茶ジェラート
 NO.1市販の抹茶アイスと同程度の濃さ
 NO.2ほんのり香る本格抹茶
 NO.3店のレギュラーな抹茶の風味
 NO.4抹茶の苦味を感じる大人の味わい
 NO.5が積んとくる抹茶の苦味
NO.6「ここまで入れるのか?」と唸る濃さ
 NO.7世界で一番濃い抹茶ジェラート
・プレーンジェラート
・ほうじ茶ジェラート
・和紅茶ジェラート
○玄米茶ジェラート
・藤枝ハイボールジェラートなど

旅の締めくくりと、我が家がダブルカップ(2種盛)で選んだのが、
ななやの抹茶ジェラートNO.6
玄米茶ジェラート

世界一という「抹茶ジェラートNo.7」は農林水産省受賞茶園の最高級抹茶を限界容量まで使っているため、別料金(他はすべて一緒)ということで、一つ濃さを下げたNo.6にしたものの...それは其れは、濃厚な口当たり
ネットリしつつスッと溶け込むジェラート独特の口当たりと強烈な渋みは、旅の疲れを一瞬忘れてしまう程の味わいでした。

抹茶以上に驚いたのが、「玄米茶」。
今や抹茶やほうじ茶のフレーバーを使ったスイーツ・お菓子は数あれど、「玄米茶ジェラート」に出会ったのは初めて
まるで冷たい玄米茶を飲んでいるかと錯覚するような、その独特な香ばしさそのままに風味豊かなお手前でした。
(個人的にイチオシは断然、玄米茶です:笑)

ゴチソウさんです

 

お茶処静岡で過ごした平日ならではの「お茶の時間」...
都内の支店で同じモノを食べたところで、あの心地よさと味わいはなかったと思います

せっかくなら、と...
アレコレ欲張って手にしたり、食べたいキモチはありましたが、それは次回の「置き土産」に

 


【13.旅の終わり】
前日からテクシー(徒歩)で市内を転々とし、ご当地スーパー「しずてつストア」では旅を忘れてしまうほど地元商品を買ってしまい...
背負うリュックはパンパン、足もパンパン状態だったので、早めに駅へ向かって帰り支度...


▲駅から最も近い観光スポット「竹千代君像」の傍らには今川義元公の銅像が新設されていました(2020.5.19)


▲思わず二度見してしまう気になるスポットも沢山ありましたb


▲天神屋の「静岡おてん」を車内で食べようと思いましたが断念...orz
 (別の惣菜を買って撮影だけさせてもらいました)


▲道中で気になったスポット・グルメは「置き土産」ということで来年も静岡に出かけたいですねb

思い起こせば...
日帰りの弾丸旅行ではなく、ノンビリと一泊旅行にしてはものの、バスもタクシーも使わずの街ブラ続きで帰りの新幹線ではグッタリして爆睡するほどグッタリw

とは云え、日頃の仕事終わりと違った“心地よい疲労感”は自分たちの足で散策したからこその快感でしょうか、また出かけられるよう足腰は鍛えておきたいですね

次回は、静岡での戦利品をまとめてみたいと思います


【-最近の家ゴハンあれこれ-】
「ステンレス二重構造」で保温保冷機能が優れた器を大中小と揃えて重宝しているこの頃、寒暖差の激しい頃から麺類に多用しています


▲立ち食い蕎麦いらずの自宅で「天玉わかめそば」(乾麺)


▲エノキdeかさ増し肉そば(乾麺)


▲二十日大根に肉種・温玉・スナップえんどう乗せ冷やし麺(中華風こんにゃく麺)


▲蒸し鶏・胡瓜・トマト・シラス・ジャガイモ乗せの冷やし蕎麦(乾麺)


▲「志那そば」っぽくない具材ですがw(志那そば棒乾麺)


▲福島から届いた棒麺の「㈱麺のスナシオ」は茨城の会社でしたb

妻の実家から届いた野菜や麺類、そしてご当地で手にした乾麺が大量にあるので、猛暑を想定した麺料理は準備万端
手を変え品を変え、その日気分でサッと調理したいところですが、あの暑さを想像すると憂鬱ですね

 

前回の珈琲ゼリーに次いで、ゼラチンで固める豆乳プリンのオヤツ作りに精を出しています。
福島に帰省した際、農協で手にした「黒豆」きな粉と「青汁」(ケール)をブレンドして固め、仕上げに黒蜜を少しかけて。

キンキンに冷やすとプルンとした食感よろしく、きな粉のコクにケール独特な苦味が後引く美味しさです。
嗜好が変わってきたのか、お菓子作りの中にも「苦味」を上手く活かしてみたいですね



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