オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

夏の京都2016 vol.11 ~京都の湯豆腐と北野天満宮~

2016年08月28日 | ├ 東海/関西
そろそろ日付が変わりますが...
今日という日が“夏休み最後の週末”といわれるのも
学生時代の長~い夏休みの定着あってでしょうか。(地域によって冬休みの方が長い学校もありますよね)

社会人になってしまうと長期の夏休み取得は中々難しいところですが、
今回の京都旅行はココロに残る思い出を作るには充分な夏休みでした。






さて、京都2日目は嵐山竹林、龍安寺、仁和寺と次いで
北野天満宮に足を運びましたが、そろそろお腹がグーグー鳴り始めたので近場でお昼ゴハンに。
立ち寄ったのは、北野天満宮の東にある“いっぷく処”『古の花』。



▲店内は作り酒屋を食事処・甘味処にした改築したもの

この時期は毎年人気のカキ氷が期間限定で登場するとあって、厨房内はテンテコマイの様子。

こちらは諦めるとして...
ご飯ものや麺類(うどん・そば・にゅうめん)といった食事系から京都ならではのモノを食べようと「湯豆腐定食」を妻共々注文。

京都で湯豆腐を食べるの修学旅行以来なので、何だか懐かしいです。



▲嵯峨豆腐を使った京都の湯豆腐ですw

店内満席とあって注文後は少々待たされて着卓したものの、
外食で湯豆腐を食べる機会は殆どないので想像以上の御膳縦にビックリ(笑)

きめ細やかな豆腐を一掬いして、ハフハフしながら食べてみるとツルンとした喉越しよろしく
サッパリとしたタレがシンプルな味わいを底上げしてほっこり温まる美味しさでした。




定食ということで、もう一つの御膳には「茄子の煮びたしに味噌かけ」と「胡瓜の甘酢漬け」といった
おばんざいに香物、そして“かやくご飯”が追って登場。

こちらも京風というのでしょうか、ヤサシイ味わい
特に茄子が絶品でした...(あれはまた食べたいw)
総じて、エアコンで冷え切った体の芯まで温まりそうで、寒さ厳しい京都の冬にもオススメでしょう。

ごちそうさんでした。



▲楼門

一休み終えたところで、“北野の天神さん”と親しまれている北野天満宮を参拝しておきました。



▲本殿前の中門「三光門」は日・月・星の三つの彫刻があります(重要文化財)

947年(天暦元年)に創建され、平安時代に学者・政治家として活躍した菅原道真公をお祀りし、
太宰府天満宮と共に全国1万社以上ある天満宮の総社的地位(宗祀)にあります。

御存知の通り、現在は“学問の神様”(=菅原道真)としての信仰が篤く、
この日も学生服姿が参拝に足を運んでいました。



▲菅原道真公を祀る本殿と拝殿・石の間・楽の間を連結した日本最古の八棟造(権現造)

国宝・本殿は慶長12年(1607)に豊臣秀頼が造営したもので、
桃山時代の華麗な装飾と共に歴史的に非常に貴重な建築とされ、
菅原道真公が殊のほか愛でていたという京都屈指の(約2万坪に50種約2000本)と
紅葉(2007年からもみじ苑を公開)の名所でもあります。

さらに菅原道真の誕生日が845年6月25日、大宰府へ左遷の宣命されたのが901年1月25日、
大宰府で死去したのが903年2月25日と「25日」に縁がある事から、毎月25日は「天神さん」の名で
知られる縁日が行われ、境内には多くの露店が立ち並び賑わいをみせるそうです。



▲なでると一つだけ願いがかなうという「一願成就のお牛さん」

いつの頃か忘れてしまいましたが...
この天満宮の御守りをもらって受験に挑んだことがあったので、
ひとまず合格の報告ができてよかったです

(つづく)


【過去の記事より...】

*[ご近所の逸品 ~手作り豆腐 de 湯豆腐~ 其之二]

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