オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

薬膳“火鍋”を堪能!中華料理『美食坊』 其之二 @田無

2015年03月20日 | ├ 点心・飲茶・台湾 中華料理
美容・健康・アンチエイジングといったコトバを“売り文句”にする商品・サービスが出回るのも
いつまでもも○○でありたい”というヒトの欲求を追求すると自然な流れなのかもしれません。

他ならぬ“食べる”という行為も同じで、
「美味しく食べてカラダの中から綺麗になる」効果を期待した薬膳料理が注目されつつあります。

端的に分かり易い例を挙げれば「火鍋」でしょうか。
体調に合わせて漢方の生薬を煮込んだスープはカラダの疲れを癒し、
デトックス効果も見込めるそうですが...
さすがに自作するのは骨が折れますし、度が過ぎれば良薬もになってしまうので、素直に外食がよろしいかと。

ということで...(前置きが長くなりましたが)
以前のウォーキングイベント等で立ち寄った中華料理『美食坊』のランチメニューが美味しかったので、
恐らく薬膳鍋も期待できるだろうと夕飯時にも足を運んでみることに。





こちらでは一般的な3種類のスープを使った鍋料理を提供しています。
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大雑把に分けると“辛いか辛くないか”の2つに分かれます

*白湯(バイタン)  :辛くないスープ
*清湯(チンタン)  :辛くないスープ
*麻辣(マーラータン):山椒(麻)と唐辛子(辣)が効いた辛いスープ
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(日本では)ラーメンでお馴染みの「白湯」スープが、豚骨・鶏ガラ等を強火で長時間煮込んだ際の
熱によって脂肪とゼラチン質が乳化して白濁(白く濁った)しているのに対して、
清湯」とは灰汁を丁寧に取った澄んだスープです。





鍋セットは野菜・魚介類と共に牛・豚・鶏・ラムが添えられた4種より一人前から注文できるので、
妻と一種類づつ白湯と麻辣を仕切りのある鴛鴦(ユェンヤン=おしどり)鍋で一度に味わうことにました。

自宅の土鍋だと、蓋をしてグツグツ煮込んで一度に食べてしまいますが、大皿に盛られた野菜・肉・魚介類を自分で適宜シャブシャブしたり、“育てながら”食べられるのは外食ならではの楽しみでしょうか。





肝心のお味はというと...
麻辣(マーラータン)が、とにかく熱くて辛くて...(笑)
箸休めならぬ“舌休め”に白湯スープと交互に食べると二度美味しいですのですが、
その名の如く、「麻辣」の痺れる辛さと旨さのインパクトが強烈過ぎて...白湯の味わいが飛んでしまうほど
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*麻(ma:マー):山椒のしびれる辛さ
*辣(la:ラー):唐辛子の辛さ
* (tang:タン):熱い・熱くすること。
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そもそも「麻辣」とは、好きな具材を選んで、旨辛スープの中でグツグツ煮て提供する、
中国では庶民の食堂を指すようです(発祥は四川とされています)

火鍋の美味しさは本より、遠く中国の庶民的な味わいを堪能するには想定以上の“旨辛”な体験となりました。

ごちそうさんです。

夕飯時にはドリンク一杯と料理二品が注文ができる晩酌セットもオススメです



こんな話をブログ読者と話していたら、意気投合して再訪することになりました...これはまた後ほど

【過去の記事より...ウォーキングでのランチでお世話になりました】

*[西武鉄道 ウォーキング&ハイキング vol.2 『晩秋の狭山・境緑道 落ち葉を訪ねて!』


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