本日12月22日は冬至。
一年の中で最も昼間の時間が短く、夜が長い日となりますが、
今年は19年に一度の朔旦冬至(さくたんとうじ)にあたります。
これは新月(朔)と冬至が重なり、
この日を境に、再び月と太陽が力を取り戻して
運気が上昇に転じる...とのことから大変メデタイ日だそうです。
さて、前回に次いで西武鉄道主催のウォーキングイベントに参加しました
目的地に向かって歩くことで、少しでも足腰の鍛錬になるように
都内近郊で可能な限り歩き続けたいと思います
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■国分寺ウォーク ~国分寺の史跡と湧水を巡る!~
*集合場所:国分寺駅(北口)
*受付時間:9時30分~11時(雨天決行・荒天中止)
*参加費用:無料
*距離目安:約8.5km
*時間目安:約2時間15分
*主なルート:国分寺駅→ 新次郎池→ お鷹の道→ 真姿の池湧水群→ 国分寺桜門→ 武蔵国分寺公園→ JA東京むさし国分寺支店
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簡易なスマホ撮影ですが、目に飛び込んできた景色を順に残しておきます
▲駅前空き地の受付には長蛇の列が...
JRと西武線の乗換がある「国分寺駅」がスタートになった今回は、
その利用者に比例するかのように受付開始間もなくは驚くほどのヒトだかり。
時間はタップリあるので急いでも仕方ないですが、
玉突きで歩くのもシンドイので適度に間隔を空けて歩き始めました
百貨店や商店が並ぶ駅前を抜けて北東に400m進むと早稲田実業学校があり,
正門前の広場には2つの記念碑が建っていました。
■日本の宇宙開発発祥の地記念碑
昭和30年に国分寺市(当時は国分寺町)で日本初のペンシルロケット発射実験が行なわれたのが現在の「早稲田実業学校」校庭でした。平成17年にペンシル・ロケット発射実験50周年を迎え、国分寺市民・早実関係者の間でまちづくりの意義と教育資料としての顕彰記念碑建立の声が急速に高まり、「日本の宇宙開発発祥の地」顕彰会を発足。平成18年4月に「日本の宇宙開発発祥の地」顕彰記念碑が建立されました。顕彰記念碑の地下にはJAXA(宇宙航空研究開発機構)が全国の小学生・中学生から募集した50年後のロケット図案を松本零士氏案のタイム・カプセルに入れて埋設し、50年後に開封する計画を立てています。
■欧貞治氏第1号国民栄誉賞記念碑
同じく正門前広場に「気力」と彫られた王貞治記念碑が建っています。国民栄誉賞第一号に輝いた同校硬式野球部OBの王貞治氏から寄贈されたものです。
■王貞治(おうさだはる)
プロ野球選手・監督。東京都出身。昭和32年(1957)早実の投打の中心として春の甲子園優勝。昭和34年(1959)巨人軍(ジャイアンツ)に入団。一本足打法により活躍長嶋茂雄さんとともにON砲と呼ばれる。13年連続本塁打王、2年連続三冠王を経て、昭和52年(1977)には本塁打世界記録を達成。初の国民栄誉賞を受賞。通算安打2786本、生涯打率3割1厘、本塁打868本引退後、巨人・ダイエー・福岡ソフトバンクの監督。平成22年(2010)文化功労者。
▲色鮮やかな紅葉を横目に
■新次郎池
国分寺市の最も東側にある湧水で東京都名湧水57選に選ばれています。湧水は池を取り囲むように5ヶ所から湧出し、かつて山葵田として利用されていましたが、現在大学敷地内で憩いの場として親しまれています。
■お鷹の道・真姿の池湧水群
東京都の西、“武蔵野”の面影が残る辺りには国分寺崖線(がいせん)と言われる武蔵野台地を多摩川が浸蝕して出来上がった30kmにも及ぶ段丘があります。(武蔵野段丘・国分寺崖線 = ハケ)そして国分寺崖線から流れ出た湧き水を水源として小川が生まれ、その小川沿いに遊歩道が整備されています。江戸時代、国分寺付近は尾張徳川家のお鷹場だったことから、この遊歩道は「お鷹の道」と名付けられています。清流に沿ってお鷹の道を西へ進むと「真姿の池」があります※写真ナシ
▲「お鷹の道」入り口/湧水の小川が心地良く静かな散策コースでした
▲夏の夜にはホタル観賞ができ、小道沿いは涼しげな空気を運んでくるそうです
▲チョロチョロと流れる音が聞こえてきそうです
■最勝院国分寺
741年、聖武天皇の詔によって国毎に官寺が建てられました。これが国分寺ですが、遊歩道を抜けたすぐ右手に在るこの最勝院国分寺は1333年に戦火で焼失したのを江戸時代になって再興したもので、境内には万葉植物園があります。
■国分寺桜門
国分寺前に聳える楼門。元々別の寺の楼門でしたが、明治28年こちらに移築されました。
■仁王門
国分寺には散在する文化財の一つ。門そのものと安置されている仁王像は、どちらも18世紀初期~中頃に作られたもの。
■薬師堂
仁王門から石段を上がると正面に薬師堂があります。こちらも18世紀に作られ、安置されている薬師如来像は更に古く、12世紀頃に作成されたものだとか。
■武蔵国分寺公園
「都立武蔵国分寺公園」は旧国鉄の鉄道学校「中央鉄道学園」の跡地に平成14年にできた比較的新しい公園。多喜窪通りを挟んで1周500mの[円形広場]と原っぱが広がる[こもれび広場]に大きく分かれています。
▲ふれあい橋(西元地区と泉地区をむすぶ橋)から望む
▲JR中央線「西国分寺」駅舎上から線路を望む
▲西武国分寺線:西武線の線路は住宅地と距離が近いですね
▲ゴール地点は「JA東京むさし国分寺支店」
こういった無料のウォーキングイベントは多くの方々が参加するだけに、
集団になればなるほど狭い歩道から広がって歩く様に危険を感じました。
中でも周囲を見ないで横並びにオシャベリしている小母さんや、
前を追い越そうと道路側に入っていく小父さんが多く、年配者の傍若無人な姿があり、
良き“反面教師”になりました。(あんな風にはなりたくないな...と:笑)
しかしながら、夫婦寄り添ってベンチで温かいお茶を飲んでいる様に思わずニンマリする一面もありました。
年をとっても夫婦仲良くしていたいものですね
今回の参加ポイントも50ポイント。
多くの見返りを望んではいませんが、1000ポイントまで先は長いですっ...
帰りは最短コースで国分寺駅に戻ろうと歩き始めるも...
空腹に負けてしまい美味しそうな匂いがしたカフェ「はこ庭」にて日替わりランチを食べました。
▲ほんわかするランチでした
自分達の将来を見据えると...
一つ一つ丁寧な仕事ぶりと店を一人で切り盛りする姿に勇気付けられました
ごちそうさんです。
今回も天候に恵まれ、終わってみれば汗だくになるほど清々しい一日でした。
(つづく)
一年の中で最も昼間の時間が短く、夜が長い日となりますが、
今年は19年に一度の朔旦冬至(さくたんとうじ)にあたります。
これは新月(朔)と冬至が重なり、
この日を境に、再び月と太陽が力を取り戻して
運気が上昇に転じる...とのことから大変メデタイ日だそうです。
さて、前回に次いで西武鉄道主催のウォーキングイベントに参加しました
目的地に向かって歩くことで、少しでも足腰の鍛錬になるように
都内近郊で可能な限り歩き続けたいと思います
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■国分寺ウォーク ~国分寺の史跡と湧水を巡る!~
*集合場所:国分寺駅(北口)
*受付時間:9時30分~11時(雨天決行・荒天中止)
*参加費用:無料
*距離目安:約8.5km
*時間目安:約2時間15分
*主なルート:国分寺駅→ 新次郎池→ お鷹の道→ 真姿の池湧水群→ 国分寺桜門→ 武蔵国分寺公園→ JA東京むさし国分寺支店
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簡易なスマホ撮影ですが、目に飛び込んできた景色を順に残しておきます
▲駅前空き地の受付には長蛇の列が...
JRと西武線の乗換がある「国分寺駅」がスタートになった今回は、
その利用者に比例するかのように受付開始間もなくは驚くほどのヒトだかり。
時間はタップリあるので急いでも仕方ないですが、
玉突きで歩くのもシンドイので適度に間隔を空けて歩き始めました
百貨店や商店が並ぶ駅前を抜けて北東に400m進むと早稲田実業学校があり,
正門前の広場には2つの記念碑が建っていました。
■日本の宇宙開発発祥の地記念碑
昭和30年に国分寺市(当時は国分寺町)で日本初のペンシルロケット発射実験が行なわれたのが現在の「早稲田実業学校」校庭でした。平成17年にペンシル・ロケット発射実験50周年を迎え、国分寺市民・早実関係者の間でまちづくりの意義と教育資料としての顕彰記念碑建立の声が急速に高まり、「日本の宇宙開発発祥の地」顕彰会を発足。平成18年4月に「日本の宇宙開発発祥の地」顕彰記念碑が建立されました。顕彰記念碑の地下にはJAXA(宇宙航空研究開発機構)が全国の小学生・中学生から募集した50年後のロケット図案を松本零士氏案のタイム・カプセルに入れて埋設し、50年後に開封する計画を立てています。
■欧貞治氏第1号国民栄誉賞記念碑
同じく正門前広場に「気力」と彫られた王貞治記念碑が建っています。国民栄誉賞第一号に輝いた同校硬式野球部OBの王貞治氏から寄贈されたものです。
■王貞治(おうさだはる)
プロ野球選手・監督。東京都出身。昭和32年(1957)早実の投打の中心として春の甲子園優勝。昭和34年(1959)巨人軍(ジャイアンツ)に入団。一本足打法により活躍長嶋茂雄さんとともにON砲と呼ばれる。13年連続本塁打王、2年連続三冠王を経て、昭和52年(1977)には本塁打世界記録を達成。初の国民栄誉賞を受賞。通算安打2786本、生涯打率3割1厘、本塁打868本引退後、巨人・ダイエー・福岡ソフトバンクの監督。平成22年(2010)文化功労者。
▲色鮮やかな紅葉を横目に
■新次郎池
国分寺市の最も東側にある湧水で東京都名湧水57選に選ばれています。湧水は池を取り囲むように5ヶ所から湧出し、かつて山葵田として利用されていましたが、現在大学敷地内で憩いの場として親しまれています。
■お鷹の道・真姿の池湧水群
東京都の西、“武蔵野”の面影が残る辺りには国分寺崖線(がいせん)と言われる武蔵野台地を多摩川が浸蝕して出来上がった30kmにも及ぶ段丘があります。(武蔵野段丘・国分寺崖線 = ハケ)そして国分寺崖線から流れ出た湧き水を水源として小川が生まれ、その小川沿いに遊歩道が整備されています。江戸時代、国分寺付近は尾張徳川家のお鷹場だったことから、この遊歩道は「お鷹の道」と名付けられています。清流に沿ってお鷹の道を西へ進むと「真姿の池」があります※写真ナシ
▲「お鷹の道」入り口/湧水の小川が心地良く静かな散策コースでした
▲夏の夜にはホタル観賞ができ、小道沿いは涼しげな空気を運んでくるそうです
▲チョロチョロと流れる音が聞こえてきそうです
■最勝院国分寺
741年、聖武天皇の詔によって国毎に官寺が建てられました。これが国分寺ですが、遊歩道を抜けたすぐ右手に在るこの最勝院国分寺は1333年に戦火で焼失したのを江戸時代になって再興したもので、境内には万葉植物園があります。
■国分寺桜門
国分寺前に聳える楼門。元々別の寺の楼門でしたが、明治28年こちらに移築されました。
■仁王門
国分寺には散在する文化財の一つ。門そのものと安置されている仁王像は、どちらも18世紀初期~中頃に作られたもの。
■薬師堂
仁王門から石段を上がると正面に薬師堂があります。こちらも18世紀に作られ、安置されている薬師如来像は更に古く、12世紀頃に作成されたものだとか。
■武蔵国分寺公園
「都立武蔵国分寺公園」は旧国鉄の鉄道学校「中央鉄道学園」の跡地に平成14年にできた比較的新しい公園。多喜窪通りを挟んで1周500mの[円形広場]と原っぱが広がる[こもれび広場]に大きく分かれています。
▲ふれあい橋(西元地区と泉地区をむすぶ橋)から望む
▲JR中央線「西国分寺」駅舎上から線路を望む
▲西武国分寺線:西武線の線路は住宅地と距離が近いですね
▲ゴール地点は「JA東京むさし国分寺支店」
こういった無料のウォーキングイベントは多くの方々が参加するだけに、
集団になればなるほど狭い歩道から広がって歩く様に危険を感じました。
中でも周囲を見ないで横並びにオシャベリしている小母さんや、
前を追い越そうと道路側に入っていく小父さんが多く、年配者の傍若無人な姿があり、
良き“反面教師”になりました。(あんな風にはなりたくないな...と:笑)
しかしながら、夫婦寄り添ってベンチで温かいお茶を飲んでいる様に思わずニンマリする一面もありました。
年をとっても夫婦仲良くしていたいものですね
今回の参加ポイントも50ポイント。
多くの見返りを望んではいませんが、1000ポイントまで先は長いですっ...
帰りは最短コースで国分寺駅に戻ろうと歩き始めるも...
空腹に負けてしまい美味しそうな匂いがしたカフェ「はこ庭」にて日替わりランチを食べました。
▲ほんわかするランチでした
自分達の将来を見据えると...
一つ一つ丁寧な仕事ぶりと店を一人で切り盛りする姿に勇気付けられました
ごちそうさんです。
今回も天候に恵まれ、終わってみれば汗だくになるほど清々しい一日でした。
(つづく)