手秋の夜長に...と言いたいところですが、まだまだ蒸し暑い頃の話。
仕事帰りに妻と合流してウォーキングがてら中央線沿いを散策したところ、
阿佐ヶ谷駅の線路沿いで気になる店構えを発見...
アーケードが掛かった長い商店街でお馴染みの「パール商店街」とは間逆に歩を進めると、
そこは“飲み屋文化”がしっかり残る界隈が出現。
スターロード、一番街、川端通り、いちょう小路といった街路には“飲兵衛”たちを
毎夜楽しませているであろう店が軒を連ねて“よりどりみどり”といった様相。
こちら“呑み所”と冠した「斧山」の店頭見出しをチラッと拝見したところ、
ザンギ、ジンギスカン、ニシンの切込など北海道料理がメインの酒処のようですが...
気になったのは「お試しジンギスカン(1000円くらい)21時まで」というメニュー。
ジンギスカンといえば...鎧兜みたいな凸型鍋を熱して、
マトン(成羊肉)やラム(仔羊肉)といった羊肉と野菜を一緒に焼いて食べる北海道を代表する郷土料理。
あの独特なカタチをした鍋を持ってませんから、どうにかして食べようというワケです。
▲まずはラム肉が乗ったサラダと瓶ビールで乾杯w
こちらの鍋具材一式の中に冷凍の「ロール肉」があったので、
“お試し”ということに納得...
食材から鍋から一式諸々を揃えることを考えれば、お手軽ですね。
まずは脂を鍋全体に馴染ませ、熱が回ったら野菜を一気乗せ。
中央の盛り上がった部分でラム肉を焼き、野菜全体にラム肉の脂を纏わせたら実食
肉は少々小振りになってしまいますが、その独特な甘味とシャキシャキ野菜の食感よろしく
“焼き肉”感覚の演出もあって、実に美味しかったです...
最後の〆は何かと思えば...なんと蒸しうどん(これが本場なのかな)。
旨味の詰まった脂でサッと焼いて醤油で軽く味付け。
こちらも申し分ない美味しさでした。
ごちそうさんです。
次回は「生ラム」と書いたメニューを注文しようかと
【過去の記事より...また別の商店街ですね】
*[サンキュー天丼 / 満天丼@阿佐ヶ谷パール商店街]