台風21号による休講、振り替え授業

　昨日は夕方の小学生の授業は平常通り行い、夜からの中学生の授業は休講としました。この分の振り替え授業は、月例休校の日に行うこととしました。
　昨日は朝から打ち合わせのために八王子に車で向かいました。突然強い雨が降りだしたりする中、社内ではニュースを聞き、授業を平常通り行うかどうかの情報収集をしていました。雨が降ったりやんだり、風がふいたりやんだりを繰り返し、なかなか結論を導き出せずにいました。仲間の塾長に連絡を取り、東京都心や埼玉などの周辺地域の情報、各塾の対応についても聞き、どうするか相談していました。
　私だけ仕事をすればよいなら何の迷いもなく仕事ができる自信がありましたが、大切な生徒を預かる身としては、行き帰りで生徒がケガをすることは避けなければなりません。また、判断が遅れれば遅れるほど各ご家庭に迷惑をかけることがわかっていますから、いつまでも迷っているわけにもいきません。塾の講師たちとも夜の授業を休講とすること、その分の振り替えを行うことなどの同意を得て、休講の決断をしました。
　各ご家庭には、メールや電話を使って連絡を取りました。連絡がつかずに迷惑をかけるわけには行かないので、場合によっては2重3重に連絡を入れたご家庭もありました。
　夜の授業は行いませんでしたが、決断までの葛藤であったり、もれなく連絡するために注意を払うなど、いつもとは違った疲労感が残りました。昨日午前中に行った八王子では看板が落ちてケガをされる方がいたと報道されています。生徒たちにケガをした生徒が出なかったことが一番良かったと思います。
　近頃は気象の様子がすっかり変わり、以前の常識が通用しなくなりました。今年はまたこのような大きな台風が来ることも予想されています。リスク管理についてあらためて考えさせられた一日でした。