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生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

「燃焼」ではわからないので「燃やす」と言ってくれませんか。

2018-11-06 16:18:54 | インポート
 今日は池袋でおよそ3時間、東京都と埼玉県の公立高校の入試問題についてのセミナーを受講してきました。具体的な数値をもとに解説されていたので大変わかりやすく、とても勉強になりました。これから受験までの日数は本当に限られています。生徒たちの努力が実を結ぶよう、今日学んだことも活かしていきたいと思います。
 さて、今日のセミナーの中で昨日のブログに書いたこととまさに同じことが言われていました。入試問題に書かれている言葉の意味、それも問題文の意味がわからず試験監督者に「すみません、この問題の意味が分からないので教えてもらえませんか。」と申し出る受験生がいたとの話を聞いて驚きました。また、理科の問題文に「燃焼」と表記したところ、「意味が分かりませんでした。「燃やす」としてもらえたらわかったのに。」、とクレームがあったとも聞きました。
 2020年の大学入試改革に向け、これからより一層長文問題のウェイトが増すと聞きました。また、日頃の生活の中でも諸連絡を電話でなくメールでやり取りする機会がますます増えています。言葉の意味がわからなかったり、相手に伝えたいことが伝わらなかったり、文章力はとても重要です。
 ぜひ、繰り返しになりますが、ご家庭でもことばの数(=語彙)を増やすよう心がけていただければと思います。