嬉しい報告が続く一方、残念ながら桜が咲かなかった報告も何件か受けています。
生徒たちと毎日接し、ともに喜んだり悲しんだり、生徒を励ましたり時には生徒から励まされたりして過ごしてきました。入試当日には、一人一人の顔を思い浮かべ、一人一人に「頑張れ!」と心の中から声をかけていました。
「やったね!おめでとう!」と共に喜べる生徒がいる中で、そうでない生徒の顔を思い浮かべるととても心が痛みます。不合格だった生徒の名前を確認するとどの生徒も決してサボっていて合格できなかったわけではありません。本当に本当によく頑張ってきた生徒ばかりです。
コロナ禍が影響したことは少なからずありますが、それを乗り越えるだけの方法があったのではないか、と自問自答しています。塾の仕事をしていて最もつらい瞬間です。
彼らがここまで積み重ねてきた努力が無駄だったとは決して考えてほしくないこと、努力する習慣をつけられたことを無くさずにこのまま継続し、次の進路選択の際には今回の経験を活かして絶対に結果を出してほしい、そんな気持ちで今います。生徒たちとともに喜び、ともに泣く、今日はそんな一日です。