中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

今の自分があるのは創研塾のおかげです。

2022-01-03 09:46:24 | 日記
昨日、創研塾の卒業生に会うことができました。すでに社会人として立派に働いていて、お子さんもいるお父さんになっていました。とは言え、顔には当時の面影がはっきりと残り、マスク越しでも懐かしい気持ちになりました。「小学校中学校と創研塾でお世話になったおかげで、今の自分があります。」と話してくれました。
小学校から入塾して頑張っていた彼は、中学校にあがる際には友人の誘いもあって「他の大手進学塾で勉強してみることも考えてみたい。」と言っている、とお母さまから相談を受けました。「そのような気持ちがあるまま無理に創研塾で勉強してもうまく行かない可能性もありますから、その大手塾で体験授業など受けて来られたらいかがですか?」と私は答えました。とても頑張る生徒であり、将来を楽しみにしていた私は、内心ハラハラしながらもこのように答えたのです。
大手塾で体験授業を受け、その結果どうするか決心したとお母さまから後日電話がありました。「創研塾で頑張る、と言っています。引き続きよろしくお願いいたします。」との内容で、私はほっとするとともに、これは高校受験でやっぱりあっちの塾に行けば良かったと言われないようにこちらも頑張らないと、と気を引き締めたのを覚えています。
高校受験対策の時には、現在の会長(当時塾長)が「このまま行くと受からないぞ。俺も年齢が年齢だし、集大成のつもりで必ず合格させる。そのために夜の授業が終わった後も何人かは残して授業をする。」と宣言しました。10時で平常授業が終了し、ほとんどの生徒を帰宅させた後、彼を含む数名は家からもって来たおにぎりをほうばりながら、夜11時過ぎまで勉強を頑張っていきました。その努力の結果が実り、都立国際高校へ合格しました。彼の人一倍の努力と、学校の環境に恵まれて英語の力を磨き、私立外国語系ではトップクラスの上智大学へ進学していきました。
今でも彼のお母さまにお会いする度に、「あの時はお世話になりました。毎日おにぎりを持って夜遅くまで勉強を見てもらったおかげで今の彼があります。創研塾には感謝しています。」とおっしゃっていただいています。私たちとしてもありがたいことです。
昨日は本年最初の授業を行いました。お年玉代わりにドーナツを一人一人に「受験生にはいよいよ本番が近づいてきたぞ。悔いのないようにしっかり頑張ろう。ドーナツの形を見てごらん。〇だよね。入試に合格できるようにこれを選んできたんだ。」と声をかけながら手渡しました。目の前にいる受験生たちも必死に努力することの大切さを自らの体験として知り、将来立派に成長していってほしいと願っています。