中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

牛肉を4頭分!?

2018-11-14 16:20:06 | インポート
 先日、テレビを何気なくつけたまま、ほかの作業をしていました。すると料理番組の音声が「それではここで牛肉を4頭分・・・」と聞こえてきました。「えっ!?」と思い、画面に目を向けると牛肉を4つに分けていることがわかりました。そうです<4頭分>ではなく<4等分>だったのです。聞き間違い、ありますね。
 さて、先日から創研塾では個人面談を行っています。塾の中での様子を伝え、家庭での様子をうかがい、さらに今後の方針や志望校などについて保護者の方とお話しさせていただいています。もちろん、先日の入試セミナーで入手した情報等もお伝えしています。そうすると、意外なほど生徒たちが家庭で塾のことを話していることがわかります。私が単語を覚えやすくするためにユニークな覚え方を言ったり、授業の初めにリラックスさせるために冗談を言ったりしたことがしっかり家庭に伝わっていることもしばしばです。先日は、「<together>は<to get her>と分けて、<彼女を手に入れるために>とすれば覚えやすいよね?」と授業中に話したことが生徒の記憶にバッチリ残ったようで、「先生、私が塾を卒業時にはtogetherのことを絶対書くって決めてるんだ。」と話してくれた生徒がいました。
 ちょっとしたことが生徒たちの記憶に残ったり、家庭に伝わていることを考えると、やはり発言には気を付けないとならないな、と感じました。政治家の方たちが発言を訂正します、とか撤回します、と言っているのが報道されますが、そう簡単には消えませんよね・・・。


心が和みました。

2018-11-09 09:14:13 | インポート
 先日、車で移動中の時です。私の車の前を白バイが走っていました。こういう時には、なんとなく緊張してしまうものです。信号が変わるタイミングや一時停止など、いつも以上に気を付けて走っていました。
 信号待ちでそのまま白バイが前に停まりました。ふと目を横にやると、保育園のお散歩でしょうか、赤い帽子をかぶった子供たちが列を作って歩道を歩いています。その様子がほほえましくて見ていると、子どもたちが一斉に手を振り始めました。そう、白バイ隊員に向かって一生懸命手を振っているのです。どうするのかな?と見ていると、少し恥ずかしそうに白バイ隊員が手を振り返していました。子どもたちはうれしいのでしょう、さらに大きく手を振っていました。白バイ隊員が手を降ろした後もまだ降り続けていました。信号がそろそろ変わるかな、というタイミングで再び白バイ隊員が手を振り、発進して行きました。子どもたちはニコニコしていました。
 信号待ちで勤務中、そして私のような一般人が見ているところでしたから白バイ隊員は多少気恥ずかしさもあったと思います。それでも子供たちの心には優しくしてもらった、という思いが残ったはずです。この様子を見ていて、疲れていた私も心が和みました。


確認テスト

2018-11-07 19:31:22 | インポート
 各中学校が期末試験まで2週間を切りました。創研塾では試験対策を始めています。期末試験対策期間中は、個々にたてたスケジュールに従い、質問を受けたり随時必要な教材を指示したりして進めていきます。また、以前このブログにも書いた通り、漢字や英単語などについて私が各学校の試験範囲に応じたリストを作成し、各自がいつでも小テストを行い、確認できるようにしています。
 さらに、今回の試験から受験生は受験に関する小テスト、中1・中2生は期末試験の範囲に関する小テストを週に数回行うことにしています。これは、受験生たちが「範囲の決まっている学校の試験範囲」にばかり気持が行ってしまい、入試本番で問われる「範囲の無い実力試験」での得点力が下がってしまうのを避けるためです。また、中1・中2生はインプットを一生懸命行っていてもアウトプットがうまく行かず努力がなかなか結果に結びつかないのを避ける目的があります。
 今日は中1・中2が小テストの日です。勉強しているつもり、が実は一番危険だということを知り、正しい勉強の取り組み方を実感する機会として定着を図っていこうと考えています。


「燃焼」ではわからないので「燃やす」と言ってくれませんか。

2018-11-06 16:18:54 | インポート
 今日は池袋でおよそ3時間、東京都と埼玉県の公立高校の入試問題についてのセミナーを受講してきました。具体的な数値をもとに解説されていたので大変わかりやすく、とても勉強になりました。これから受験までの日数は本当に限られています。生徒たちの努力が実を結ぶよう、今日学んだことも活かしていきたいと思います。
 さて、今日のセミナーの中で昨日のブログに書いたこととまさに同じことが言われていました。入試問題に書かれている言葉の意味、それも問題文の意味がわからず試験監督者に「すみません、この問題の意味が分からないので教えてもらえませんか。」と申し出る受験生がいたとの話を聞いて驚きました。また、理科の問題文に「燃焼」と表記したところ、「意味が分かりませんでした。「燃やす」としてもらえたらわかったのに。」、とクレームがあったとも聞きました。
 2020年の大学入試改革に向け、これからより一層長文問題のウェイトが増すと聞きました。また、日頃の生活の中でも諸連絡を電話でなくメールでやり取りする機会がますます増えています。言葉の意味がわからなかったり、相手に伝えたいことが伝わらなかったり、文章力はとても重要です。
 ぜひ、繰り返しになりますが、ご家庭でもことばの数(=語彙)を増やすよう心がけていただければと思います。


ご家庭にお願い

2018-11-05 17:18:28 | インポート
 小学生の国語の時間のことです。生徒が長文読解問題を解いていました。家族で野球を行い、お母さんチームが勝った、という内容の文章を解いていた生徒が「先生、わかりません。」と質問をしてきました。問いの確認をし、文章の内容についての確認を行っていました。私は丁寧に説明しているつもりでしたが、どうにも要領を得ません。「だから、女房はどんな結果だったっけ?」と聞いても生徒は「???」としています。もしかして…と思い、「女房ってどんな人?」と尋ねてみると、知らなかったのです。これでは内容をとれるはずがありませんでした。
 ご家庭にお願いです。日常的に使う言葉や、少し前に日常的に使っていた言葉(例えば今回の女房のような言葉)を、家庭内の会話の中で積極的に使ってください。できるだけ、「あれ」「これ」などで済ませるのではなく、具体的な名称を使ってもらえるとそれだけ子供たちは多くの語句に触れることになります。
 基本的な語彙を身につけたうえで初めて文章読解指導を行うことができます。ぜひ、ご協力をお願いいたします。