小学生英語の授業では、毎回の宿題は音声を聞かないと進めない出題形式になっています。教材によって一人1セットずつ持っているCDを使うか、QRコードをスマホやタブレットなどで読み取って音声データをダウンロードするか異なります。
小学校の教書準拠の教材ではQRコードを用いる形式です。これまでずっとCDを使っていた小学生達が果たして宿題をやってこられるのか少し心配でしたが、杞憂でした。CDプレイヤーを準備する必要が無い分、手軽なようです。
来年は小学校で使用する教科書が改訂される年度です。英語の教科書には同じようにQRコードがふられ、リスニング練習を家でも簡単にできるようになっていると先日聞きました。また、算数の教材にもQRコードがふられ、グラフのもとになるデータなどを表示できるようです。
CDのように紛失したり破損したりするリスクが無く、手軽に使えるため、教育や学習の分野においてもQRコードはさらに浸透していくような気がしています。私も授業に行く際には片手にタブレット端末を持って教室に入る機会が増えました。