■選択的夫婦別姓について「早急に自民党案をまとめる」と述べた石破総理
石破茂首相は19日、NHKの討論番組に出演し、選択的夫婦別姓に関する自民党としての見解を早急にまとめる考えを示した。選択的夫婦別姓を巡っては立憲民主党や公明党などが法制化を求める一方、自民内では慎重論が根強いが、首相は「与党として公明との間で意見の一致を見たいと思っている」とも述べた。
引用元:https://mainichi.jp/articles/20250119/k00/00m/010/076000c
石破茂首相は19日のNHK番組で、選択的夫婦別姓に関する自民党の見解を早期に取りまとめる意向を示した。「あまり時間は残っていない。濃密な議論を早急に行い、自民としてこうだと決めるよう党にお願いしたい」と述べた。立憲民主党の野田佳彦代表は「30年越しの課題だ。決着をつけるため議論の俎上に載せる」と語り、導入に重ねて意欲を示した。
首相は「公明党との間で意見の一致を見たい」と言及。公明の斉藤鉄夫代表は与党案をまとめた上で野党に提示したいと説明した。
引用元:https://nordot.app/1253622195318096854
●かねてより「やらない理由がわからない」と選択的夫婦別姓に肯定的だった石破総理
自民党の石破茂元幹事長は29日のBS─TBS番組で、選択的夫婦別姓制度の導入に賛成の考えを示し、「夫婦が別姓になると家族が崩壊するとか、よく分からない理屈があるが、やらない理由がよく分からない」と述べた。その上で、「女性の権利を尊重しないといけないときに、(結婚後に)女性が性を変える方が圧倒的に多い。別姓でいけることを法的に担保するのは大事なことだ」と強調した。
引用元:https://www.sankei.com/article/20240730-PQHVWMMYC5AG3ACP77M3GQ2DMI/
▼世論調査では選択的夫婦別姓について、反対の声も多い
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が18、19両日に実施した合同世論調査で、24日召集の通常国会で焦点となる選択的夫婦別姓制度の法整備について尋ねたところ、「夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用を広げる」が45・2%で最多となった。「賛成」は37・5%、「反対」が14・7%だった。
「通称使用の拡大」と「反対」を合わせると59・9%となり、約6割が選択的夫婦別姓を導入する法整備に否定的なことになる。
引用元:https://www.sankei.com/article/20250120-ZVXXRT3MH5JVTCTCT4SGG7AVNM/
●2,000人の小中学生を対象にした調査では、反対の声が圧倒的に多かった
回答者1954人 | 男子 | 女子 | 全体(%) |
---|---|---|---|
○家族で名字が変わってもいいので賛成 | 16.3 | 16.9 | 16.4 |
○親が決めたのなら仕方がないので賛成 | 15.0 | 22.6 | 18.8 |
○家族で名字が変わるのはよくないので反対 | 51.0 | 49.2 | 49.4 |
○よくわからない | 18.0 | 11.4 | 15.4 |
●ネットでも「今そんなことやってる場合か」と怒りの声が上がっている
何度も申し上げますが、選択的夫婦別姓は強制的親子別姓なんです。父母で子供の姓を巡ってトラブルが起きたら裁判所で決めてもらう?って無理ですよ。第一、トラブルの当事者になる蓋然性が高い子どもの意見では反対が賛成の3倍もある時点で、野田さんは「賛成が16%いる」から賛成って、ロジックが破… pic.twitter.com/SH5cakSqP8
— take5 (@akasayiigaremus) January 9, 2025
選択的夫婦別姓や中国人へのビザ緩和など、やらなくていいことは必至で前のめりになってやるが、ガソリン代高騰への対処や年収の壁の引き上げなど、やらなければならないことはダラダラと先延ばしにする。それが岸田から継承した石破政治。そんな政治を選んだのは189人の自民党議員。選挙で審判を下せ… https://t.co/ObjL0LnFdi
— てつや (@tezheya) January 24, 2025
大半の国民はそんなこと望んでない。
— のりのり (@f8xbq2YXYB3SOvU) January 22, 2025
減税だったり物価高騰対策による生活改善が優先だろ。
誰のために政治だよ。
選択的夫婦別姓で石破首相「早く案まとめ協議したい」 公明代表に(毎日新聞) https://t.co/CXEm6uapiy
姓が一緒でも生活は困窮しない
— 朝野 佳仁 (@yoshihito_asano) January 21, 2025
手取りが増えない税金が高い事の方が生活は困窮する
もっと他にやることがあるだろう
予算案と「選択的夫婦別姓」を取り引きか 石破首相に〝危うい兆候〟熟議の姿勢は見えず「時間はあまり残されていない」発言に反論続々 https://t.co/REja4HYQxG via @zakdesk
■自民党内でも選択的夫婦別姓については慎重な議論を求める声が多い
●萩生田光一元政調会長「慎重であるべき」
自民党の萩生田光一元政調会長は10日夜のインターネット番組「言論テレビ」に出演し、選択的夫婦別姓制度に関し「旧姓使用の拡大で対応していくべきだ。選択的であろうがなかろうが、夫婦別姓というものを奨励するというのはいかがなものか。慎重であるべきだ」と述べた。
(中略)
その上で「本当に困っている人ではなく、イデオロギーの意義的にこの制度を変えたい人たちが、困っている人たちの声を代弁しているふりをし、法案を前に進めようとしているのではないか」と語り、「この問題は同じ価値観を共にする仲間と行動していこうと思っている」と強調した。
引用元:https://www.sankei.com/article/20250110-NVYV4SHNWNKSFNUBPZUP6ECM5U/
●高市早苗前経済安保相も導入について慎重な姿勢を示している
立憲民主党が民法改正案の国会提出に意欲を示すなど、選択的夫婦別姓(氏)の導入が現実味を帯びている。一方で産経新聞社が昨年11~12月、小中学生約2000人を対象に行ったアンケートでは、家族が別の名字になることに約半数が「反対」と答えた。導入に慎重な自民党の高市早苗前経済安全保障担当相に考えを聞いた。
「最大の理由は、選択式であっても子の氏の安定性を損なう可能性があるからだ。現在は、婚姻届を提出した夫婦は全て戸籍上は同氏のため、出生した子は両親と同氏になるが、戸籍上も別氏の夫婦を認めた場合、子の氏の決め方について、全ての別氏夫婦が納得できるルールが必要だ」
引用元:https://www.sankei.com/article/20250107-W5RW4UL5FJEUVNSZEFQAEOYCVQ/
▼党内や国民の声をちゃんと聞けよ…石破政権には中国人向けのビザ拡大を外交部会にかけることなく決定した過去がある
岩屋氏は外相会談の冒頭で「課題と懸案を減らし協力と連携を増やす第一歩を記したい」と述べた。「日中両国が有する可能性を目に見える形に具体化することが大事だ。発展してよかったと国民が思うような関係をぜひ構築したい」と呼びかけた。
王氏は「中日関係が安定すればアジアが安定する。アジアが安定すれば国際社会でより重要な役割を果たす」と語った。「中国は日本と共に妨害を排除し、共通認識を凝集させ、戦略的互恵関係の正しい位置づけを堅持したい」と表明した。
引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA240LL0U4A221C2000000/
●ビザ拡大の決定を受け、党内で「観光公害が起こりうる」と懸念の声が噴出
自民党の外交部会などが21日、会合を開いた。岩屋毅外相が2024年12月に訪中した際に表明した観光目的の中国人が訪日する際に必要なビザ(査証)の発給要件緩和について「オーバーツーリズム(観光公害)を招きかねない」など懸念の声が出た。
星野剛士外交部会長は「なぜ急いで判断をしたのか。必要性はどこにあるのか疑問を抱かざるを得ない」と苦言を呈した。自民党への事前の説明がなかったことへの反発もあり、厳しい意見があることを岩屋氏に伝えるように外務省側に求めた。
引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA211GS0R20C25A1000000/
自民党の萩生田光一元政調会長は10日夜のインターネット番組で、岩屋毅外相の外交姿勢に苦言を呈した。岩屋氏が昨年12月に訪中した際に表明した観光目的の中国人が訪日する際に必要なビザ(査証)の発給要件緩和について「党の外交部会などに全くかけず、約束してきてしまった。ちょっと乱暴ではないか」と述べた。
岩屋氏が韓国訪問を控えているのを踏まえ「中国や無政府状態に近い韓国にわざわざ行く時間があるなら、東南アジアに行った方がいい」と批判した。
引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA112P70R10C25A1000000/
慎重に議論すべき選択的夫婦別姓について、石破総理には結論を急ごうとしている様子が伺える。
党内や国民の声に耳を傾けることなく、導入ありきで一方的に進めてしまっては大きな反発を受けるだけだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます