『 相棒 シーズン７ 』 第９話 「レベル４～後篇・薫最後の事件」

昨夜放映された『相棒』を觀た。

『相棒』といへば、水谷豐さん扮する杉下右京と寺脇康文さん扮する亀山薫のコンビ（＝相棒）なのに、つひに亀山薫の最後の事件となるといふ。
正直云ふと、觀るのが怖かつた。

昨夜はＤＶＤに録畫しておいて、信濃のコロンボのはうを觀た。
だつて、薫の最後の事件はじつくりと觀たいし。。。

殉職ではないと監督さんが云つてゐたので、その意味では安心してゐられた。
しかし、ウィルスに感染した恐れのある警察官（鑑識）を隔離してゐる病室に入つていく薫を觀て、まさか・・・と思つた。
もしかして監督の氣が變つたのでは、と。

でも、殉職ぢやなくて良かつた。
汚職のはびこる後進國（いまは發展途上國といふのだつたか）に行つて、子供たちに正義を教へる。
それが薫のこれからの人生。

薫がゐなくなつてしまふと、『相棒』が面白くなくなりさうで怖い。
寺脇康文さんの今後の役者人生を考へると、いつまでも『相棒』ばかり演じてゐてはイメージが固定してしまつてよくない。
それはわかるのだが、やはり寂しい。
搜１トリオ、特に伊丹刑事との掛合が觀られなくなつてしまふなんて・・・

寺脇康文さん、これからの役者人生に期待してゐますよ。
水谷豐さん、寺脇さんといふ「相棒」がゐなくなつても、『相棒』を續けてくださいね。