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西宮北口でひとり飯。
串カツが食べたかつたので、食べログで檢索したら、この 「かつ源」 がヒットした。
場所は、以前行つた 「桜咲くころ」 や 「Piano Bar TOP WIN」 のある通り。
さつそく電話で豫約して伺つた。
17時半入店。
平日の早い時間なので、一番乘り。
カウンター中央のベストポジションにセッティングしてくれてゐた。
店はライトオーク調のカウンターがメインで15席。
カウンターの奧を右に曲つたところにテーブル席が8席。
BGMには音量を抑へたジャズが流れてゐて、落ち着いた雰圍氣を釀し出してゐる。
メニューは、おまかせコース3種と單品が30數種類。
おまかせコースは、¥1,750(6本)、¥2,800(12本)、¥3,650(18本)と、6の倍數で増えていく構成。
單品は、¥120、¥220、¥340、¥440の4つの價格帶で、¥220と¥340がボリュームゾーンとなつてゐる。
私は、迷つた擧句、おまかせコースの中から「春待ちコース」(12本)を選んだ。
12本では物足りないかもしれないと思つたのだが、12本食べた段階で「かつ源コース」(18本)に乘り換へることも出來ると聞いて、さうしようと思つたのだ。
もちろん、「かつ源コース」に移行するのではなく、好きなものだけ單品で注文することも出來る。
飮み物でも迷つたが、結局はスパークリングワインをボトル(¥3,150)で。
90mlで8杯とれるので、日本酒をグラスで8杯飮むよりかなり安くつく。
ちなみに、クーポンを持參したので、ワンドリンクがサービスして貰へるため、それは日本酒(「吉乃川」吟釀)にした。
串かつは、手のこんだものはさほど多くはないが、素材の味を活かしてゐて美味しかつた。
揚げ立ての熱々のものを、ふうふう云ひながら食べるのは、無上の喜びである。
と云ひながら、じつは私は猫舌なので、少しさまさないと危險だつたりするのだが。
頂いた串は以下の通り。
1.有頭エビ
2.しめじの豚肉卷
3.たこ
4.とうもろこし
5.しい茸
6.ささみ明太子卷
7.アスパラ
8.サーモンのパン卷
9.牛ヘレ
10.ブロッコリー
11.まぐろ
12.茄子
13.はまち
14.出し卷たまご
15.げそ
16.アナゴのゴボウ卷
17.子鮎
18.山芋しそ卷
それぞれに美味しかつたが、私が一番氣に入つたのは、子鮎。
子鮎獨特のほろ苦さが衣に包まれてさらに穩やかな苦さになつてゐる。
串かつで食べる子鮎といふのも、なかなかいいものだ。
串かつと云へば、私のお氣に入りは福島の「ひげ政」だが、福島まで足を伸ばす機會はなかなかない。
さういふ意味では、ニシキタにあるこの「かつ源」は行きやすい。
12本コースで酒を控へれば、4千円程度だらう。
コストパフォーマンスもよい。
それに、ひとり客の相手をしてくれるのも、とてもありがたい。
再訪したいお店である。
<寫眞1:上の寫眞>
店構へ。右手に自轉車やバイクが置かれてゐるのが雰圍氣を邪魔してゐる・・・
<寫眞2>
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カウンター中央附近から入り口方向を見たところ。
<寫眞3>
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奧にあるテーブル席。4人掛けテーブルが2つ。
自分たちだけで會話を樂しみたいときには良ささうだ。
<寫眞4>
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この日のつきだしは鴨ロース。
ソース類は4種類。右から、鹽、胡麻、ソース、ポンズ。
鹽はとげとげしくないし、胡麻味のものは特に旨かつた。
出された串の先端が、どれを使つて食べるかを指し示すことになつてゐる。
<寫眞5>
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1.有頭エビ
2.しめじの豚肉卷。
エビは頭から丸齧りできる。(齧つてから、寫眞を撮り忘れてゐたことに氣がついた)
<寫眞6>
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3.たこ
4.とうもろこし
<寫眞7>
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5.しい茸
6.ささみ明太子卷
<寫眞8>
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7.アスパラ
8.サーモンのパン卷
<寫眞9>
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箸休めの梅酒ゼリー
<寫眞10>
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9.牛ヘレ(左)
10.ブロッコリー(右)
<寫眞11>
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11.まぐろ
12.茄子
<寫眞12>
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13.はまち(奧)
14.出し卷たまご(手前)
<寫眞13>
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15.げそ(手前)
16.アナゴのゴボウ卷
<寫眞14>
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17.子鮎
18.山芋しそ卷
この子鮎、旨かつたなあ。
<使用カメラ:Canon PowerShot G11>
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