
「BAR CALVADOR (カルバドール)」 を出て御池通を渡り、木屋町通を南に歩いてゐたら、 「京都ネーゼ」 のマダムから電話が入つた。
キッチン前のカウンター席が空いたとのこと。
「京都ネーゼ」をちやうど通り過ぎて木屋町三條に出たところだつたので、そのタイミングの良さに吃驚した。
頂いたのは、料理3品、スプマンテ1、白ワイン2、日本酒1。
これで4千500円だといふから信じられない・・・。
さう話したら、木原さん曰く、
「だつてあまり食べてないぢやないですか」。
あれ?
注文しようとしたら、
「仙丈さん、ここに來るまでにそんなに食べてまだ食べるんですか?食慾中樞が壞れてません?」
と止めたのは君だつたよなあ。
關谷江里さん が2名で來店。
京都のお店を紹介してゐるグルメライターで、私は3年ほど前にたまたまこの方のサイトを見つけ、以來毎日のやうに拜讀してゐる。
じつは、この「京都ネーゼ」を知つたのも、このかたのお蔭なのである。
私にとつては恩人とも云へる人なのだ。
なので、その人が一人挾んで隣に座つてゐる状況は、かなりわくわくすることだつた。
著書を持つてきてゐればサインをおねだりしたのになあ。
いや、人見知りする私にはそんな勇氣はない。
新鮮な感動。
關谷さんは、ほんたうに「赤い人」だつた。
上の寫眞は、「アワビの柔か煮」。(たぶんハーフポーション?)
これはもう犯罪的な旨さ。

最初に飮んだスプマンテ。
とりあへず、口をさつぱりさせたかつたので。
奧で仕事をしてゐるのが木原さん

「アズキマスとキンメダイのカルパッチョ仕立て」。
アズキマスといふ魚は知らなかつたのだが、調べてみたらキジハタともアコウともいふ魚でハタの仲間らしい。
身が締つてゐて、美味しかつた。

「櫻エビのスパゲッティ」。
<使用カメラ:Canon PowerShot G11>
<これまでの「京都ネーゼ」の記事>
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