仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

20100602_「イタリアワインの日」

2010-06-08 20:49:11 | 仙丈放浪記



6月2日は「イタリアワインの日」。

1946年のこの日、王制が廢止されイタリア共和國が成立した。
それを記念して、2007年から東京でイタリアワインに親しんで貰ふことを目的として「イタリアワインの日」といふイベントが行はれてゐるとのこと。

今年は京都で開催された。
會場は烏丸四條にある  「サラ スイート カフェ・ルーコラ」  。
時間は12時から17時までで、會費は¥2800。
100種類ものイタリアワインが試飮できるのみならず、普段は手を出せないやうなワインが有料ではあるものの破格の値段で飮むことが出來る。
このイベントに協力したイタリアンのシェフたちが作つた前菜盛り合はせが1皿提供されるといふからさらに素晴らしい。
また有料ではあるが、イタリア料理やチーズの盛り合はせなども頂くことができる。

それだけではない。
イタリアワインに關する講演やチェンバロとフルートの演奏まで。
こんな素敵なイベントを見過ごすわけには斷じていかないのである。


といふわけで、事前に 「Wine Bar Viola」 のオーナー・ソムリエの石井さんにお願ひしてチケットを取置きして頂いた。
5月31日にヴィオラさんに伺つてチケットを頂く筈だつたのだが、ワインを飮んでゐるうちに本來の目的を忘れて、そのまま歸つてしまつた。
じつに迂闊なことをしたものだ。
電話をしたら、當日、受付で受け取ることが出來るやうに手配して下さつた。


當日、12時半に受付で名乘つてチケットを頂かうとした。
ところが、私の名前が傳はつてゐないらしく、受付のかたが石井さんを呼びにいつた。
石井さんが來られて、名簿を指さす。
すると、そこには、「仙丈さん」と書かれてゐるではないか。
そら、わからへんわ。
さういへば、石井さんに名前を云つたことがなかつたかも・・・
失禮しました!


會場に入ると、そこにはバッハの平均律クラヴィーアが流れてゐた。
それもチェンバロの演奏で。
それを聞いただけで、會場が日常生活から離れた別の空間になつてゐるやうな氣がした。
チェンバロの音つていいなあ。

最初に前菜のプレートとグラスを受け取る。
兩手が塞がるので、とりあへず座れるところを確保し、ワインを物色。
ワインは、北部、中部、南部と産地ごとにコーナーが設けられてゐる。
それぞれに性格が違ふので、飮みたい産地のコーナーに行き、さらにどのやうなものを飮みたいかを云へば、スタッフのかたが選んでくれる。
もう、じつに至れりつくせりなのである。

最初は南部で一杯。
椅子に戻り、膝にプレートを置き、左手にワイン、右手にフォークで前菜を樂しむ。
ただ、座れるところは多くないので、手早く食べて場所を明け渡した。
その後は、花畑の蜜蜂の如く、あちらこちらでワインを頂く。
有料の別格ワインも2種類頂き、もはや氣分は天上界。

ヴィオラの石井さんの講演。(上の寫眞)
地形や海流がその土地の氣候に及ぼす影響から説明し、その氣候により栽培されるブドウ品種がどういふもので、作られるワインの性質はどうなるか。
素人の私などにもわかりやすい講演だつた。

チーズの3種盛り合はせ。
1.「フィオール・ディ・マーゾ」ゴルゴンゾーラ・ピカンテ
2.「フィオール・ディ・マーゾ」ヴィンテージ・アル・ヴィノ・ロッソ
3.パルミジャーノ・レッジャーノ
チーズプロフェッショナル協會理事の和泉夕加里さんが、丁寧に説明して下さつた。
なかでも、上記2はヴィノ・ロッソとあるやうに赤ワインを作る際に出る絞りかすで漬け込んだチーズ。
こんなチーズもあるのだなあ。


井幡万友美さん のチェンバロと津田佐代子さんのフルートの演奏。
チェンバロの演奏を聽くのは25年ぶり。
フルサイズのチェンバロではなく スピネット といふ小型の樂器だつたが、纖細かつ清楚な感じの音だつた。
フルートの津田さんの演奏は少ししんどさうだつたが、どうやら風邪をひいてをられたらしい。


そんなこんなで、とても樂しい時間を過し、氣がついたら既に17時。
もともと15時までには失禮して歸宅の途につくつもりだつたのだが、ワインをしこたま飮んだお蔭でヘロヘロ。
もはや歸ること能はず。
會場から徒歩5分ほどのところにある、 「ヴィアイン京都四條室町」 にチェックインすることと相成つた。


その後の、なんとも情けない顛末については、 こちら



<「イタリアワインの日」に言及されてゐるブログ>

「Wine Bar Viola」さんのブログ

「WINE BAR ROTHKO 」さんのブログ

「サラ スイート カフェ・ルーコラ」さんのブログ








テラス席の樣子。
明るくて、とても氣持ちの良い空間。





普段の私には手の出ないであらうワインたち。
上の寫眞:ヴィエッティのバローロ、ロッケ・デイ・マンゾーニのバローロ、マアジのアマローネ
下の寫眞:ブエ・アピス、モンテヴェトラーノ、エミディオ・ペペ
私はこのうち、ロッケ・デイ・マンゾーニのバローロとエミディオ・ペペだけ頂いた。







井幡万友美さん のチェンバロと津田佐代子さんのフルートの演奏。







<使用カメラ:Canon PowerShot G11>








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【2010 交流戰】 6/7 △ 阪神... | トップ | 20100602_スピネット »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿