【大相撲春場所】 初日： 魁皇、幕内在位１００場所

魁皇が若の里を突出しで破り、幕内在位１００場所目を通算８１６勝で飾つた。

幕内で１００場所！
年６場所だから、１６年と４場所。
大相撲のやうな、からだを酷使する競技で、これだけの長きにわたり活躍することのたいへんさは想像するにあまりある。
ちなみに、これに續く記録は、
高見山の９７場所、寺尾の９３場所。

魁皇の凄さは、その１００場所を平均すると勝ち越してゐるといふことだ。
けふ勝つて、幕内通算勝ち星は８１６。
平均がとても計算しやすくてありがたいのだが、１場所あたり8.16勝。
もちろん、これは今場所の結果によつて確定するわけだが。
參考までに、２位の高見山は６８３勝で平均7.04勝、３位の寺尾は６２６勝で平均6.73勝。
兩者ともに、平均すれば負け越してゐる。


これから魁皇に期待できる記録は、幕内出場囘數かな？
魁皇はけふで１３３５囘で３位。
１位は高見山で、なんと１４３０囘。
２位は寺尾で、１３７８囘。
１位の高見山に追付くのは難しいかもしれないが、２位の寺尾までならあと４３囘。
今年の７月には達成出來るかもしれない。


怪我や病氣に泣かされて來た魁皇だが、それでもここまで活躍して來たことに、こころからの敬意を表したい。
そして、まだまだ、これからも元氣で頑張つて欲しい。