けふも金本がやつてくれた！

甲子園での讀賣戰。

阪神の先發は杉山。
１囘表から、危なげなピッチング。
１點取られてまだ１アウト３壘１壘。
これは何點取られることかと心配になる。
しかし、なんとかゲッツーをとつて１點止り。

一方、Ｇの先發は上原。
６月３０日以來、勝つてゐない投手だ。
現在５連敗中ださうだから、けふで６連敗だらう。

さて、１點を追ふタイガース。
２アウトからシーツがヒットで出壘。
金本は初球をレフトに３２號ホームラン！
２－１と試合をひつくり返してくれた。
さすがは、金本！

４囘裏、シーツが２ベース。
金本が１・２壘間を破るヒットを打つたら、シーツが本壘を狙つてアウト。
３壘コーチの見識を疑つてしまふ。
ノーアウトで、次の打者が今岡で、しかもリードしてゐるチームのとる戰術ではないだらう。
今岡は敬遠氣味の四球。
１アウト１・２壘で檜山。
檜山が見事にフォークボールを彈きかへして３－１。

６囘表、小久保の２ベースと高橋のタイムリーで１點かへされてしまふ。
これで３－２の１點差。
藤川はけふもベンチに入つてゐないので、１點差は怖いところだ。

しかし、６囘裏。
金本、今岡の連續ヒットでノーアウト１・２壘。
檜山が初球を絶妙なバントで２・３壘。
ここで矢野が２點タイムリー！
調子のよくない矢野だが、勝負強さは健在だ。
これで５－２。

さらに、７囘裏。
鳥谷がなんと左中間に６號ホームラン！
貴重な追加點だ。
これで６－２。

一方、投手は７囘からウィリアムズ。
８囘２アウトから久保田。
いづれも、得點を許さず、６－２のままゲームセット。

これで通算成績は６７勝４７敗５分で貯金２１。
２位中日も勝つたのでゲーム差は１．５のまま。
残り試合數は２６。

いよいよ火曜日から、甲子園に中日を迎へて３連戰だ。
ここで、少なくとも２勝１敗で勝ち越したい。
藤川の扁桃腺炎も火曜日までには直つてゐることだらう。
甲子園での天王山第１シリーズ、頑張れタイガース！