【昔の手帳から】 ４月１５日 （81年：初めての免停講習）

【１９８０年】（１囘生）

再見さんの下宿でつぶれる
自分の酒のペースをつかめなかつたのが敗因


再見さんといふのは文學部の６囘生で、山歩會の先輩。
中國語でさよならを意味する言葉で、ツァイチェンと讀む。
私の學生アパートにも６囘生が３人もゐたし、どうも私の周圍には６囘生が多かつた。
で、そのツァイチェンさんの下宿で、山歩會の先輩諸氏と飮んだのだが、見事に潰されてしまつた。
自分でその原因を分析してゐるが、負けず嫌ひの私は勸められる儘に飮んでしまひ、自分のペースが掴めなかつた。
もつとも、５０歳の今でも自分のペースなるものがわかつてゐないのだが・・・




【１９８１年】（２囘生）

長岡 免停 （－29日） ￥3,000


２月１７日に２６キロオーバーで赤キップを切られ、２月２７日に京都地裁に出頭して罰金￥12,000を支拂つてゐる。
この日はそれに伴ふ免停講習で、長岡京にある免許試驗場へ出かけた。
３０日免停が、講習を受けることで２９日短縮され、その日一日だけの免停となる。
なんとも有難いシステムだ。
ただし、講習の受講料として￥3,000 支拂ふ必要がある。
これは私が初めて經驗する免停處分だつた。
この後１年ほどの間に、あと２囘も免停處分を受けることにならうとは・・・