Dynamite!! ～勇気のチカラ2009～

子供の頃は、大晦日と云へば「レコード大賞」～「紅白歌合戰」～「ゆく年くる年」だつた。

成長するにつれて歌番組に興味がなくなり、裏番組を見るやうになつた。

そして、最近は挌鬪技。
いま過去のブログを調べてみたら、２００５年だけ判らないが、あとは毎年挌鬪技を見てゐた。

で、今年もまた挌鬪技。
もはや挌鬪技を見るのが私の大晦日となつてゐる。



印象的だつた試合の結果と若干のコメント。


＜第３試合　スーパーハルクトーナメント～世界超人選手権～決勝戦＞
○ミノワマン vs ソクジュ

ミノワマン、失禮ながら勝てないだらうと思つてゐたが、よく勝つた！


＜第５試合　Ｋ－１甲子園決勝戦　Ｋ－１甲子園ルール＞
○野杁正明 vs 嶋田翔太

準決勝でHIROYAに勝つた野杁が優勝。
まだ高校１年生だといふのだから、凄い。
じつに將來が樂しみな選手だ。


＜第７試合　ＤＲＥＡＭ×ＳＲＣ対抗戦　５分３Ｒ＞
高谷裕之 vs 小見川道大○

「ワル」對決は、小見川道大の勝ち。
高谷はいつまでも千葉の「族」で有名だつたなんてマスコミに云はれてゐるやうではイカンな。


＜第１０試合　ＤＲＥＡＭ×ＳＲＣ対抗戦　５分３Ｒ＞
○所英男 vs キム・ジョンマン

韓國の特殊部隊出身なんて危險なヤツに勝つとはたいしたものだ。


＜第１２試合　ＤＲＥＡＭ×ＳＲＣ対抗戦　５分３Ｒ＞
山本“ＫＩＤ”徳郁 vs 金原正徳○

KIDはもう引退かな？


＜第１３試合　ヘビー級ワンマッチ　５分３Ｒ＞
○吉田秀彦 vs 石井慧

ゴールドメダリスト對決。
４０歳の吉田を應援してゐたが、２３歳の石井に勝てるとは思はなかつた。
石井はデビュー戰だけに少し固くなつてゐたやうだ。


＜メインイベント　魔裟斗引退試合　３分５Ｒ延長１Ｒ＞
○魔裟斗 vs アンディ・サワー

魔裟斗の引退試合。
お互ひに、K-1 Maxで２囘チャンピオンになつてゐる。
魔裟斗が勝つたことのない唯一の相手が、このアンディ・サワー。
もつともエキサイティングだつたのは第４Ｒ。
魔裟斗がタイミングの良いカウンターでアンディ・サワーからダウンを奪つたが、サワーは魔裟斗にいいパンチを叩き込み、魔裟斗をぐらつかせた。
最終的には判定で魔裟斗が勝つたが、アンディ・サワーの「空氣を讀まない」鬪志もまた素晴らしかつた。

それにしても、魔裟斗が引退するなんて、いまだに信じられない。
「最高の状態で惜しまれながら引退したい」
須藤元氣の時も思つたが、カッコイイやつは辭めるときもカッコイイ。