＜北京五輪＞ 野球 ●日本２－４アメリカ（延長１１囘タイブレーク）

ダル、まーくん、川上憲伸と繋いで、アメリカ打線を抑へ込んだ。
その間、日本打線はわづかにヒット２本。

面白かつたのは６囘表のアメリカの攻撃。
３アウトを取つたのに、なぜか次の打者が出て來て、まーくんが初球を投げた。
ん？
星野監督が出て來て、アウト３つ取つたんと違ふか、といふアピール。
審判が４人集まつて協議。
ＮＨＫの解説者がひとこと、「こんなことで協議してゐるやうではいけませんねえ」

延長に入つて１０囘は岩瀬が抑へて、タイブレークに突入。
タイブレークは無死一、二塁からの攻撃。
任意の打順から始められるため、アメリカは１番打者からの攻撃。
岩瀬が３連打されて４失點・・・
日本は３番青木からの攻撃。
青木、新井が打ちとられて、２アウト。
稻葉、中島がタイムリーで２點。
ムネリンが敬遠され、阿部がファウルフライを打上げて、試合終了。

ヒットは打てても、肝腎のところで決定打の出ない日本打線にとつて、このタイブレークといふ方法は辛い。

これで日本は１次リーグ４位となり、準決勝は１位の韓國と對戰することになつた。
アメリカに負けることでキューバと準決勝であたらなくなつたと思へば、むしろ良かつたとも云へるかもしれない。
ただ、アメリカとぎりぎりの戰ひの末に負けたことが尾をひかないと良いのだが・・・


勝利投手： ジェフ・スティーブンズ
敗戦投手： 岩瀬 仁紀
セーブ： ケーシー・ウェザース



＜戰績＆今後の日程＞
１３日：●日本２－４キューバ
１４日：○日本６－１台灣
１５日：○日本６－０オランダ
１６日：●日本３－５韓國
１８日：○日本１－０カナダ
１９日：○日本１０－０中國（７囘コールド）
２０日：●日本２－４アメリカ（延長１１囘タイブレーク）