兄が帯状疱疹で、入院していたそうだ。
もう退院しているけれど、
まだ体調は万全ではないらしい
テレビでも帯状疱疹が流行っているといっていた。
身近な人でも、何人か罹患したと聞いた。
早期発見して早期治療をすれば、
怖い病気ではないらしいけれど、
こじらせると、とても辛く長くかかるらしい
夫は、少し前、主治医の勧めで、
帯状疱疹のワクチンを受けた。
私は、軽く考えていて受けてないけれど、
改めて、ワクチンのこと検討してみようかな。
そんな状況の中でも、
兄はがんばって俳句を作り、
Faxしてくれた。
電話ではゆっくり休養を取るように言って、
短めに切り上げた。
そして、今月の俳句。
〇手でちぎる芯まで甘し春キャベツ (郭公)
〇満開の花や肩車の親子 (郭公)
〇花冷えや茶柱を飲む昼下がり
〇花待つや蕾見上ぐる小糠雨
〇陽炎や遠くゆらめく対向車 (郭公)
手洗ひのセーター平に日を受けし
夢は何孫に問わるる鳥雲に
ぼんやりと奥の田んぼはれんげらし
夫は問ふ梅か桜かウォーキング
春の暮両手で肘をさする女(ひと)
子の笑顔親の涙や卒園式
朧月亭主達者で留守の夜
るるるんと聞こえる如く花吹雪
入学準備延々と名前書き
花曇多磨霊園に人数多
春近し語る国際女性デー
花吹雪花のじゅうたん花筏
コロナ禍の無人の駅や花曇
青空も見える満開花花花
仰ぎ見る灰色の雪ぼたん雪
あの庭もそこの河原も花盛り
一斉に芽吹く小さな春の道