早速、昨夜兄から俳句のFaxが来た。
コロナの話や、お互いの体調の話などして、
この年になれば、いろいろあるよねと言い合い、
まあ、そこそこ元気ならば、
ヨシとしましょうと言うところに落ち着いた
俳句に関しては、
今回は、いつもの兄らしくなく、
いい俳句が作れない、などと弱気だった
そんなことはないと思うし、
たくさんいい俳句ができてたと思うんだけど、
作れないと思う時ってあるよね。
そんなふうなことを聞くと、
兄もそうなんだ、とちょっと安心する
私なんて、そんなのいつもだもの。
というわけで、今月の俳句。
〇金木犀に朝顔の花が咲き
〇孫たちと並び午睡や鳩時計(郭公)
〇秋の蚊の耳元の声寝入り端
〇蜩や肩凝る肩をまはしけり(郭公)
〇ピーマンに肉を詰め込む小さな手
西の空南の空や遠花火
産土の参道の砂利盂蘭盆会
大ぶりの梨の大きな一切れよ
枝豆の飛び出た粒の丸さかな
秋めくやスカイツリーのくっきりと
見晴るかす青田の風に吹かれをり
朝毎に朝顔の花数えけり
秋の夜やAIの句を読み耽る
ホテル療養窓だけの秋の空
青紫の朝顔は雨の中
秋の風秋の雲など田んぼ道
蝉しぐれトトロの電話知らぬ孫
台風一過早朝の碧い空
田の水はきらめき風は爽やかに
立秋やコロナワクチン四回目
コロナ禍や読書に耽る深夜まで
秋の雲見つけた今朝の散歩道
八時だよ花火大会百連発