まちのさんぽみち

日々のできごとを思いつくままに書いています
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11月の俳句

2022年11月03日 | はいくのこみち

今月も兄から早めのFaxが来た。
いつものようにFaxを交わし電話した

私の俳句を一句一句吟味してくれて、
いいねと言ってくれるのもあるけれど、
厳しく添削してくれるのもあり、
なるほどと思ったり、反発(笑)したりして、
遠慮なくやり合う。
ひとりだったら、気がつかないこともたくさんあり、
ありがたいことだと思う

「郭公」に投句していても、
ひとりだけで作っているより、もちろん張り合いがある。
兄に指摘されて、もう1度推敲して、
よい俳句になったものも何句もある

俳句だけでなく、月に1度の定期便で、
お互いの近況報告もできるしね。

というわけで、今月の俳句。

〇蜘蛛の巣を解き放たれて秋茜 (郭公)
〇宵の雨白菜鍋のふつふつと
〇放課後の鉄棒の影秋夕焼 (郭公)
〇衣装函ひつくり返す九月尽
〇柿の実の百を抱へて撓む枝 (郭公)

園庭に響くは秋を讃ふ歌
秋時雨烏並んで電線に
朝寒や窓を開ければ碧き空
そぞろ寒手のこわばりし目覚めかな
障子貼る穴のあれこれ想ひつつ
栗入りのカレーライスに舌鼓
穭田に紋白蝶のさまよへり
小春日の戻りて異常気象かな
赤とんぼ群れ夕暮れの河川敷
朝顔の枯葉の陰に小さき花
予防接種インフルエンザにコロナかな
録画して秋の新作続々と
訃報ありわが身幾何秋夕焼
蜘蛛の巣に捉えられしや秋茜
障子貼る一枚紙とテープ糊
鈴なりの柿子らの声犬の声
朝冷えや思わず開けし窓を閉む
秋めくや旧友からの電話あり

コメント
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