まちのさんぽみち

日々のできごとを思いつくままに書いています
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8月の俳句

2023年08月03日 | はいくのこみち

8月になったから、兄からFaxが来た
私からもすぐに送ると、またすぐに返事が来た。
そしていつものように電話

まずは、熱中症に気をつけるようにと、お互いに言い、
みんな元気だと話をした。

兄の友だちのつれあいさんが亡くなって、
ひとり暮らしになったという。
そんな話が、聞こえてくるような年になったねと話し、
なるべく長く、身の回りのことは、
自分でできるようにしておこうねと話した。
身につまされることだ。
兄も今年は79歳になる。もうすぐ80歳だ。

句作はがんばっている。
お互い、元気出さなくっちゃ
いや、元気だけど(笑)

今月の俳句はこんなところ。

〇大泣きの嬰の眉間や夏の昼 (郭公)
〇梅雨明けや小猿飛び出すいろは坂
〇置き配の荷は影もなく炎天下 (郭公)
〇夕涼や宵の明星探しをり
〇釣り竿と銀杏青葉の映る池 (郭公)

夫の声聞こえぬほどの蝉の声
落雹や車の中に待つ母子
橋落ちし出水のニュース友の郷
青空や青田に鴨の見え隠れ
払う手の甲に止まるかこのコバエ
打ち水や蜂に刺さるる夫の声
友手づくりの胡瓜の棘痛し
昼日中夫の日傘も見慣れしや
打つ水の端から乾くアスファルト
すぐそこの車の遠し夕立かな
夏サイクリングお揃ひのヘルメット
曇り空湿度と温度と蝉の声
釣り堀や慣れぬ手ごたへ汗の額
葱の香と生姜の香載せ冷奴
青田風犬のリードに引っ張られ
炎天の氷川神社やお食い初め
絵手紙の暑中見舞ひのお孫ちゃん

コメント
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