今月も一生懸命作ったつもりだけれど、
自分で、これはいい、なんていう俳句は、
なかなかできないもので、
たくさん作ってたくさん捨てろと言われるけれど、
捨てろと言われれば、
ほとんど捨てなくてはならないような気がするし
せっかく作ったんだから、
このまま残しておこうなんて思うと、捨てられなくなる
困ったな・・・
でも、そろそろ投句の時期も近づいてきたので、
いったん今月はここで締めくくって、
来月もがんばろう
○うろこ雲母に合はせる歩幅かな (郭公)
○ゆさゆさと風を運ぶは大すすき
○秋時雨見上げる窓や暮れ泥む
○いわし雲苅田に赤き稲刈り機 (郭公)
○コオロギの跳ねて玄関を開ける
うろこ雲夕日の色に広がりぬ
稲の香や風に向かひてウォーキング
日に映えて足元に早や垂り穂かな
鰯雲手話は心の目で通ず
草むらにほんの小さきバッタかな
剥く梨をじっと見つめる三歳児
稲刈りや手話サークルを欠席す
稲刈りや台風近し汗落ちぬ
雨予報読みかけの本マスカット
台風やSF小説寝転んで
電気点くコオロギ逃げる勝手口
朝顔の蔓にチョンチョン雀かな
手の苦き幼き頃の彼岸花
くびかざり見せて回った彼岸花
青い空キャンバスに咲く秋桜
彼岸花摘む手の苦し幼き日
彼岸花抱えて見上ぐ幼き目
青空や稲刈りの音遠くから
秋桜や友の頭の見え隠れ
秋雨の窓打つ音や日の暮れし
鈴虫や本を開きしままに聞き
鈴虫や湯船に浸かる窓の外
椋鳥の声のうるさき朝寝かな
大ぶりのゆで栗を五個ずつ分ける
コスモスや教室ぐるり咲き揃ふ
自分で、これはいい、なんていう俳句は、
なかなかできないもので、
たくさん作ってたくさん捨てろと言われるけれど、
捨てろと言われれば、
ほとんど捨てなくてはならないような気がするし
せっかく作ったんだから、
このまま残しておこうなんて思うと、捨てられなくなる
困ったな・・・
でも、そろそろ投句の時期も近づいてきたので、
いったん今月はここで締めくくって、
来月もがんばろう
○うろこ雲母に合はせる歩幅かな (郭公)
○ゆさゆさと風を運ぶは大すすき
○秋時雨見上げる窓や暮れ泥む
○いわし雲苅田に赤き稲刈り機 (郭公)
○コオロギの跳ねて玄関を開ける
うろこ雲夕日の色に広がりぬ
稲の香や風に向かひてウォーキング
日に映えて足元に早や垂り穂かな
鰯雲手話は心の目で通ず
草むらにほんの小さきバッタかな
剥く梨をじっと見つめる三歳児
稲刈りや手話サークルを欠席す
稲刈りや台風近し汗落ちぬ
雨予報読みかけの本マスカット
台風やSF小説寝転んで
電気点くコオロギ逃げる勝手口
朝顔の蔓にチョンチョン雀かな
手の苦き幼き頃の彼岸花
くびかざり見せて回った彼岸花
青い空キャンバスに咲く秋桜
彼岸花摘む手の苦し幼き日
彼岸花抱えて見上ぐ幼き目
青空や稲刈りの音遠くから
秋桜や友の頭の見え隠れ
秋雨の窓打つ音や日の暮れし
鈴虫や本を開きしままに聞き
鈴虫や湯船に浸かる窓の外
椋鳥の声のうるさき朝寝かな
大ぶりのゆで栗を五個ずつ分ける
コスモスや教室ぐるり咲き揃ふ