吾が見る先に(agamirusakini)

自分が見る先には何があるのだろうと思う事が多くなってきた。振り返りながら、自分の道を探しながら歩いていきたいと思う。

中洲村の戦時

2015年08月25日 | Weblog

写真を整理しながら、戦後を考えていた。

ブログやホームページでも掲載しているが、

僕の父は昭和20年5月25日渋谷で空襲を経験し、

8月5日にあの湯の花トンネル列車銃撃事件にも遭遇している。

湯の花トンネルでは寸でのところで、生き残る事が出来たという。

写真は慰問袋づくりをしている祖母をはじめとした、

中洲村の愛国婦人会の人たちの様子を写したものである。

皆どんな思いでいたのであろう・・・。何かの資料になればいいと思っている。

僕の叔父も特攻隊に志願し、訓練を受けたが特攻当日に終戦となり

  中洲に帰ったそうである。帰ってくるときは、恥ずかしくて

隠れるようにしてきたという話を聞いている。

         そして軍隊での無理がたたったのか、25歳でこの世を去った。

なかなか素敵な叔父だったそうである。会ってみたかったと思う。

  人生は時として残酷である・・・。