このブログは「中年おじさんの散策」2の継続版です
20140708 南栗橋・古墳
茨城県猿島郡五霞町川妻地内
穴薬師古墳
直径30m、高さ約4mの小高い円墳で、幅約5mの周掘を有している。
石室は幅2m、長さ7m、室内の高さは約2mで、中はひょうたん型になっており、中央部両側に長さ1.5m、30cm角の門石で前室と奥室とに区切られている横穴式石室である。 整形された軽石をレンガ積みして石室の側壁が作られたり、奥壁に五輪の塔のような板状の石があてられたり、特異な構造を示している。古墳時代終末期の造営と考えられるが関東地方には例が少なく、学術上貴重なものであるらしい。
穴薬師古墳は長い間荒れるままに放置されていましたが、昭和47年5月に文化財保護の観点から復元整備が行われ、茨城県の指定文化財となったらしい。