先月下旬、ISCM北京大会の、拙作が初演された演奏会終演後…。
夕暮れの中、ホールを後にした僕は、駆け寄って来た中国人の若い女性に呼び止められた。
「一緒に写真を撮っても良いですか」英語でそう言うとスマホを構え、一緒にいた小学生と中学生位の少女が僕の両側にじりじりとくっつき、写真を撮るとお礼を言って3人は走り去った。
後日考えてみたが、現代音楽の作曲家が、この様に少女に好かれたりするだろうか。
実は、僕が30曲作成した子供向けのピアノ曲集(全2巻)が昨年、島村楽器から北京で出版されている。
ひょっとしたらあの少女たちはそれを弾いて、僕の名前を憶えていたのかも知れない。
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