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ノスタルジー、決意、死の予感、目の眩む幻影などを現代の作曲技法で描く。
フランス文学者窪田般彌の詩による歌曲《月》。
第15回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第1位
この楽譜を出版するために7年前に書いた手書きの楽譜をPC.で浄書しながら、その自動演奏を聴いて、愕然とした。生演奏の録音に馴染んでいた耳に、機械の演奏の何と陳腐なこと。
一方、綱川立彦さんの何という爆発的な発声、惠さんの求心的な解釈!
異例のことだが演奏に合わせて楽譜を改訂した。かつ、比較のために手書きの初稿も添付しよう。
生演奏の音源を公開するに当たり、演奏家の綱川さんご夫妻、録音・放送のラジオNIKKEI から権利譲渡などのご厚意を頂いた。この場を借りて深く感謝致します。
了承しました。
お待ちします。