僕が担当するオーケストレーションのレッスンに、生徒がドビュッシーの「雪は踊っている」を持ってきた。
極めてピアノ的な音型は、そのままオケに移し替えることは出来ない。例えば細かいリズムの裏打ちの継続はオケではほぼ不可能。だからオケの語法に翻訳する。
ではどうすれば良いか。レッスンでは解決策を示すことが出来ず、悔いが残った。そこで自分でもやってみることにした。
白一色の雪景色、粉雪が空一面に四方八方渦巻く。唸る風。雪の重みで折れる枝…。
意外にも、オーケストレーションするとストラヴィンスキーの「春の祭典」前半に似ていると感じた。
💿ワルシャワPhasma-MusicからCDリリース
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