レッスンの醍醐味は何だろう。
すでに分かり切っている事を先生が教えるばかりではつまらない。
自分も知らない事を生徒と共に考える、研究者と助手のような関係を築くことが出来たら理想的だ。
これまで僕は器楽曲は相当分析したが、歌曲は疎んじていた。
シューベルトやシューマンの歌曲集は持っていたが伴奏した事は無く、買ったまま等閑(なおざり)にしていた。
そこで今、生徒も巻き込んで一緒に分析している。
作曲のレッスンは生徒の作品にアドヴァイスするだけでは無い。クラシック作品の素晴らしさを、弾きながら独自の切り口で伝える。
レッスンで発見する事が多く、自分も面白く、生徒も喜ぶ。
結果的に最良の接客となる。
==フランス人Anethさんのコメント==
最後の行、意味は分かるけど「客」という言葉は生徒を指すのにあまりきれいな言葉では無いわ。「接客」は商業用語よ。もちろん使えない事は無いけど…私の個人的な感覚かしら。
私なら「それは私たちから生徒への最良の贈り物」の方が良いと思う。
==僕の返答==
美しい表現をありがとう。とても気に入ってます。常に売り上げの事を気にしなければならないのは残念に思います。
最新の画像[もっと見る]
- アルトフルートのための"The Salutation" 再演 8年前
- 《Breeze in A》の指揮/YouTube 10年前
- 島村楽器ピアノフェスティバル語録(第8回~第10回) 13年前
- アルトサックスとピアノのための《詩篇》初演予定 13年前
- ユーロミュージックから「ショパンのノクターン」楽譜出版 13年前
- 6手のための「ショパンのノクターン」編曲/初演予定 14年前
- バリトン歌曲《月》再演/奏楽堂 15年前
- 初見課題曲 17年前
- ウィンドオーケストラ作品の委嘱 19年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます