川﨑翔子(ピアノ)×ロイヤルシンフォニック・オーケストラ(指揮・新田孝)ジョイントリサイタル、夕べの部を六本木のオフィス設計ホールで聴く。
高層ビル最上階にある200席ほどの、音楽ホールと言うより展望台のような空間は満席。オケは2管編成(弦:5-4-3-2-1)の室内オケ。
1曲目「フィガロ」の序曲では指揮者が一切棒を振らずに開始し、アンサンブル能力に驚いた。
しかし立派な名前のこのオケの実力は学生オケのようにまだ若く、指揮者を必要としないヴィルトーゾ・オケとは勝手が違う。
にも拘わらずマエストロの指揮ぶりは、まるで超一流のオケに対するようだった。
モーツァルトの協奏曲第15番では川﨑さんのピアノがオケに華を添えた。
彼女の演奏スタイルは子供の頃から、モーツァルトの作品のように制約のある中で高度なテクニックや豊かな表情を引き出す曲に、ぴったりだ。
その上、日本音楽コンクール本選出場以降、プロとしてグレードアップしたと思わせたのは、ショパンの前奏曲(抜粋)での長調のスケールの大きさ。
ドビュッシー「花火」は激しすぎず、シャンパンのように爽やか。アンコール、ラヴェル「クープランの墓」の「トッカータ」もまた。
12/2に 中野ゼロホールでコンサートがあり、行く予定なのですが。
聴いて確かめろ!!! というのは、もちろんのことですが。
しかしながら、知識人のご教授をいただけたなら・・・・いろいろ、聴くべき 観るべき点もわかって良いのでは・・・・・・
と思いまして、コメント寄せさせていただきました。突然で もうしわけございませんが・・・・少しでも教えていただけたら嬉しいです。
なお当夜のオーケストラ「NIPPON SYMPHONY」は、有名な「日本フィル」とは別です。