丁度1年前、武蔵野市民文化会館のオルガン体験イベントに一市民として参加し、10分試弾した。「サトミのための小品II」を即席にオルガンのためにアレンジしたものだが、ペダルに不慣れでたどたどしい演奏ながら、或いはそれ故か、ブルックナーの曲のようにたっぷりと間を取った演奏のように感じた。
半年後、そのオルガンによる武蔵野市主催の夏期オルガン講座が開かれることになり受講者が募集され、僕は自作曲での受講も可能か面接で質問し、良いとの事だったが落ちてしまった。
そこで頼ったのが、都心・神田のスタジオにオルガンを所有されている日本オルガニスト協会会員の森亮子氏(写真)。
オルガンの事を教示して下さり、オケ作品《水循環》第1曲"Ave"の序盤部分のオルガン版草稿を弾くと、「わー神秘的!」と仰り励まされた。
更にそれに続くパッサカリアも作曲し、18分ほどの作品になった。ワルシャワPhasma-Music の次期CD企画がオルガンとの事で、この曲を提供しようと思う。
森亮子さまに献呈。
出版・試聴
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