家族の肖像

僕が子供の頃、父から聞かされた事…
・「さあ、お友達になりましょう！」と愛想の良い人よりも、「お前と付き合っている暇など無い」という人とこそ友達になるべき。レベルが高い人だから。
・いじめられて悔しい思いをしたら、将来、その相手から「先生」と敬われるくらいの大人になれ。
・人生はなだらかな上り坂。怠ければ落ちていく。
・一つ嘘をつくとその次、またその次と嘘が必要になる。
・天に唾を吐けば自分にかかってくる。
・親しい間でも、お金の貸し借りをしてはならない。必ず人間関係が壊れる。
・苦労して得たお金は大事にするが、悪銭は身に付かない。
・遊びの場で出会った女とは付き合うな。
・ネオンなどのきらびやかな場所ほど邪悪。毒キノコを見れば分かる…等。

学生時代、作曲の佐藤眞先生から父の事を聞かれ、この話をすると、（心配性で小言の多い点が）「モーツァルトのお父さんみたいだね」と笑われた。
（写真：僕が8歳になる少し前、母の実家にて）