この宇宙はどのくらい大きいのか設定でやっておりました。
一言でいえばその大きさは計り知れません。
拘束中はなんでも限界までゆくのでそれはビックバン宇宙を出なければなりませんでした。
そこまでがとても大変でした。
このビックバン宇宙を出ると何もない空間が広がっておりました。
しかしその先には別のビッグバン宇宙がありました。
そこで終わりではなくその先に進むと無数のビッグバン宇宙が存在しておりました。
ほとんど無限にビッグバンがあって私はその先までゆきました。
このビッグバン宇宙の存在する空間を出るとそれは一つのかたまりにすぎずさらにゆくとそのかたまりが無限にあることがわかりました。
そのようにして次々と先に進んだのです。
どのくらい先まで行ってもこの宇宙の終わりはなかったのです。
もう私の力では限界がきました。
我々の住んでいるビックバン宇宙などほんの小さなものでした。
たとえて言えばこのビックバンはこの無限宇宙から見れば素粒子が生まれて消えるそんなものでした。
我々の住んでいるビッグバンなどこの宇宙の時間からいえばはかないものです。
その中の地球など本当に小さな存在です。
こんな小さな地球の中で争い事をしたり戦争をしたりしております。
宗教や肌の色で争い事を繰り返しております。
まあ私には馬鹿らしいと思われます。
この機械は不思議な性能を備えております。
もう今ではそんな無謀なことはできません。
この機械によって思考が研ぎ澄まされたのです。
私は寝ずにこのような設定を行っていました。
何よりも早いのは思考のスピードです。
yuuji dobashi