Best Of 右打ち左押し

中国ではかつて,伝統的なスタイルとして右打ち左押しというものがあった。

シェーク攻撃型が主流となった今,中国選手でこのスタイルを受け継ぐ者は後を絶ったかに見えたが,今もなお第一線で活躍している人がいる。

何志文である。

今ではスペインに帰化し,多彩なサービスにスマッシュ,それに鬼のようなコース取りで今もなお現役バリバリ


何志文のすごさが分かる動画。

シェークが主流となった今,日本中の指導者の皆さんには今一度,このよう何選手を増やすために考え直してほしい。

ちなみに最近知ったのだが,元全日本チャンピオンの偉関晴光とはチームメイトであり,同じ1962年生まれでダブルス要員だったという。

では,また

中国女子のペン事情

ネタが無くなって来たので地味なネタで

中国の女子ではシェークが圧倒的に多いが,そんな中でもペンは僅かながらに残っているのが現状。


2009年の全中国運動大会より。

やはりペンでもシェーク同様にバック対バックのラリーが多いが,裏面ではなく表面のショートという点にその特徴が出ていると言えよう。

女子も男子と同様にペンは裏面打法が必須となっているようだが,表面のショートの割合が多いあたりに,本来のペンの良さが守られているといっても過言ではない。

ペンの表面のショートはバックに来た上回転のボールに対して弾いたりナックルにしたり変化をつけやすいと言われているが,彼女たちはきっとそれを熟知しているのだろう。

では,また