裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

異国の地で畳みかけて

2016-05-19 23:59:54 | 選手
日曜日にパソコンを買い替えたばかりで,まだ慣れていないが故に今更になっての投稿

そしていきなり訳分からん選手をまた紹介することにw

今回紹介するのはChen Tianyuan

あえて英語表記にとどめておくのだが

いったい誰やねんと思うかも知れないが,それもそのはず。

ネットで調べてもプロフィールが出てこないのだ

なので,戦形だけでも簡単に紹介しておく。

フランスリーグを主な拠点として活動しており,一見すると今風のペン裏面ドライブ型に見えるのだが……。

他のペンドラと違うのは,まるで表かというぐらいに畳みかけるようなスマッシュができるということがこの人物の特徴。

それがうかがえる試合を見つけたので


2015年フランスリーグより。

第3ゲーム中盤に注目してほしいのだが,チャンスボールに対してきっちりとスマッシュを打てている。

スマッシュはドライブに比べて相手にとってはやりにくい球質で来ると言われているが,彼はきっとそれをちゃんと分かっていると思う。

それにしても中国NTは何故こういった選手を積極的に登用せずに,海外へと流出させてしまうのだろうか。

そして何故今の日本の指導者は,彼みたいなスタイルを意地でも育てまいとするのだろうか。

今後の卓球界の未来を考えると,もう理解出来ないorz

早く彼みたいに選手が日本から世界に出てきてほしい

では,また

メイス,競技やめるってよ

2016-05-13 23:37:38 | 選手
パソコンがビジー状態でまたもやブランクが出来てしまった

先日YouTubeを見ていたら,またもや思わぬ情報を発見してしまった。

以前のワルドナーに続き,独創的な戦術とオールラウンドプレーが自慢のメイスが,ここに来てついに引退するとの事

短気で切れやすい性格故に,試合中にマナーの悪さを露呈することもあったが,それでも2004年のアテネでのダブルス銅メダル,2009年ヨーロッパチャンピオンなど,彼がヨーロッパの卓球界の中で築き上げて来た実績は大きい。

中でもその競技人生における最大の山場は,やはり2005年世界選手権で王皓と郝帥を連破した試合だろう。


メイス最大のベストバウト。

特にこの郝帥戦は,相手にマッチポイントを握られながらロビングでスマッシュミスを稼いでの大逆転勝ちだっただけに,鮮烈に覚えている方も少なくはないと思う。

最近では怪我が目立ち,リハビリをしてもいいコンディションで試合が出来てない状況だったという。

何がともあれ,お疲れした

アラフィフのテクニシャン

2016-05-07 23:10:18 | 選手
GWで卓球場がどこも使えず,なおかつパソコンもビジー状態になったりとイライラさせられている今日この頃。

そんな今,あえてもっとモヤモヤさせるようなネタを投下してみるw

今回紹介するのは倪夏蓮

一瞬誰やねんと思うかもしれないが,ペン粒で表も使って,なおかつ左利きと聞けばすぐにピンとくる人もいるかと思う。

1963年7月4日に中国の上海に生まれて(何とダウンタウンさんと同い年),粒高によるショートとブロックを使い分け,相手を翻弄するスタイルで,1983年には混合ダブルスで世界チャンピオンに輝き,その後はルクセンブルグに移住して今もなお活躍中。

時々ではあるが,粒高でフォアハンドを打つ事もあり,異質型特有の嫌味を増幅させている。

45歳の時には北京オリンピックに出たという,なかなかすごいお方で……。


2008年USオープンにて。

中国の粒高の選手は日本に比べてもっと攻撃的だそうだが,この人もそのうちの1人と言える。

今年でもう52歳なのだが,どこまで頑張るおつもりなのだろうか

では,また