裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

見果てぬ"X"

2017-11-29 23:59:59 | その他
最近新しいものに気持ちが揺るぎつつある……。

卓球界に"X"は2つある。

1つは今年秋に初めてラバーを試したXiom

そして秋から冬に季節が移ろいで行く中で興味を示しているのが……,

X-Team Sports

これはここ数年急速に知名度を上げているスポーツゼビオの中核を担うブランド的称号である。

最近独自にボールをはじめ,小物類を主に売り出している。

最近スポーツゼビオの卓球コーナーに行ったところ,たまたま売れ残っていたラケットケースを見て,今ちょっと真剣に迷っている。

手持ちのラケットがちょうど2本むき出しの状態なので,そろそろこれを機に新たに手に入れてもいい頃合いかと思っている

ネット上にもいくらか捨てがたいものがあるから余計に迷う

じっくり考えてみて,買ったらその都度お披露目するとしよう。

では,また

とある愛好家の〇〇な練習

2017-11-25 23:58:56 | 技術
最近ネタ切れ気味で少々焦りを感じつつある今日この頃

そんな中でYouTubeを見ていたらまたとんでもない動画を発見してしまったので


それがこちら。

何とあろうことか包丁で卓球をするという暴挙に

温泉卓球でスリッパを使っているのは何度か見た事はあるのだが,これはもう暴挙のまた暴挙

そして動画の後半では更なる超絶テクニックを披露

詳細は見てのお楽しみ

では,また

Rising the next generations

2017-11-24 23:59:11 | 選手
昨日に引き続き,また若い世代の選手紹介

今回紹介するのは趙子豪

昨日紹介した厳升とほぼ同じかそれに近い世代の選手で,表ソフトの厳升に対しこちらは両面裏裏のドライブマン。

主戦武器となるフォアハンドはもちろんの事,裏面でのバック対バックのラリーでの強さは,先輩の王晧に引けを取らないと言ってもよい。


今年の全中国運動大会のダイジェストから。

回転量の多そうな切れのあるドライブとフットワークで,攻められてもものともせずに反撃する姿が印象的

特にサービスに関しては,最近時折見かける巻き込み式のYGサービスの体制から,多彩な球種で繰り出す事を得意としている。

台上技術は裏面での台上ドライブが中心だが,フォアハンドでのフリックも強化すれば馬琳ばりに攻撃的になれるはずだ。

最近では樊振東をはじめ,周雨や方博と言った若手の選手が台頭する中で,今日紹介した趙子豪や厳升と言ったペンの選手が埋没しているのは非常にもったいないと思う。

2人とも力も個性も十分に強いはずなので,日本選手を脅かすことは可能だと思う。

それだけに,東京オリンピックの時にはNT入りを果たしてほしいものだ

今後の活躍に期待したい

では,また

ペン表の新世代

2017-11-23 23:12:22 | 選手
この秋は特に新しい用具の参入があったので,ちょっと久々にまともに選手紹介に

今回紹介するのは厳升

断片的な情報になるのだが,1997年か98年生まれで,戦型はこのご時世珍しいペン表ソフト速攻型

スマッシュに加えて裏面ドライブも駆使する,まさに今の時代を行くモダンなスタイルだ。

グリップも昔ながらの,かなり深い鷲掴みグリップがまたとりわけ特徴的だ。


今年の全中国体育大会にて,趙子豪との一戦。

低いトスのサービスを中心に,時折ロングサービスから相手のつなぎをカウンタースマッシュする様は,シェークドライブ型が全盛期の今に遭って新鮮で爽快だ

逆に相手からロングサービスを出された時にはカット性ショートでレシーブするなど,ペン特有のテクニックもまた光る。

まさに温故知新を実践する,貴重な若手選手と言えよう。

次回はこの動画の対戦相手でもある趙子豪選手についても紹介したい。

では,また

古の〇〇カット

2017-11-21 23:56:53 | 選手
皆さんはカットマンと聞いて,ほぼ100%がシェークを思い浮かべられるかと思う。

シェークでフォア裏,バック粒と言うスタイルは,もはや言わずもがなの組み合わせとして今日に定着している。

しかし,今から約50年近く前,それも中国にはペンカットという,今となっては考えられないスタイルが存在していたのをご存じだろうか。


まずこちらの試合をご覧頂こう。

2011年に行われたこちらの試合だが,Wang Qiというペンの選手にご注目頂こう。

この選手,何とペンカットと言う幻のスタイルを維持している。

基本のラリー練習でもしっかりと表面でフォアカットを繰り出し,その球筋は安定感が見て取れる。。

バックも同様に表面でカットをしており,なおかつ前陣ではブロックやプッシュもしている。

おまけにコース取りの厳しさも時折垣間見えて面白い。

ただ幻のスタイルだけでなく,その他のテクニックも織り交ぜたスタイルは,今の時代に遭って異質な存在感を醸し出している。

50年近い時を経て,このような存在が活躍している以上,もう1人誰か継承者が現れはしないかと,ちょっと期待してみるw

では,また