裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

ペン表の疾風

2014-12-22 20:43:30 | 選手
ドライブマンのくせしてまた表速攻の選手を語ってみるw

今回紹介するのは江加良

80年代に一時代を築いた,中国における左押し右打ち世代の筆頭格に当たる人物である。

軸のぶれない安定した両ハンドの連打で,85年と87年に世界チャンピオンとなって表舞台に君臨した。

引退後はスポーツキャスターとしてテレビに出る傍ら,趣味はゴルフという新たな一面も見せている。


何と今年5月に行われたITTFレジェンドツアーに実際に出ている動画を発見

往年を彷彿とさせる連打に加え,裏ソフトを貼って反転してサービスを出したり,裏面打法を使ったりと現役当時にはしなかった試みも見て取れる。

87年の世界卓球男子決勝は彼のベストゲームの一つでもあるので,興味のある方は是非YouTubeへ

では,また

日ペンのクイーン

2014-12-20 23:59:16 | 選手
ペンで女子の選手を今まで何度か紹介してきたが,この人が抜けていたので

今回は星野美香

日本における純粋な日ペン最後の女帝としてご存知の方も多いことだろう。

ドライブマンでありながら,やはり女子らしく速攻色が強いのが特徴で,投げ上げサービスからの素早くテンポの良い攻撃が持ち味

高校時代にはインターハイ優勝のみならず,83年世界選手権で代表の一人として団体2位に貢献,80年代には全日本選手権で5連覇するなど,一時代を築いた


ソウル五輪より,以前紹介した玄静和と戦う貴重な映像。

83年の世界卓球の時は反転ペンでアンチも貼っていたが,83年全日本選手権で初優勝したときにはすでに日ペンになっているのが確認されている。

今年からは福原愛の専属コーチとなっているそうだ。

では,また

日本屈指の粘り屋

2014-12-18 21:43:45 | 選手
とはいってもカットマンの紹介ではありませんw

今回紹介するのは木方慎之介

何故にと思われるかもしれないが,実は人生で初めてテレビで見た全日本選手権で知ったということでご紹介

96年インターハイ優勝をはじめ,全日本選手権でも安定した成績を残し,日本代表としても活躍した事で知られている。

ドライブマンの中でもオールラウンドなスタイルが特徴で,カット打ちの安定感からロビングと,守備範囲が広いことが特徴


人生で初めて見た2002年の全日本の決勝。

カット打ちが得意なだけに,惜しい試合だったと改めて思う。

ロビングに関しては2005年のジャパンオープンで当たったメイスをキレさせたほどである。

ある意味凄いw

では,また

粒高の権威

2014-12-10 23:59:06 | 選手
ドライブ攻撃型が全盛を極める中でこそ,その価値を高めているという粒高による攻守型。

粒高マニアの皆さんなら,ドクトルノイバウアーという人物を一度は耳にしたかと思う。

ドクトルノイバウアー,本名ハーバート・ノイバウアー氏は,1943年9月2日ドイツ生まれの71歳。

世界ベテラン選手権で7回優勝するなど,輝かしい成績を持つ粒高の権威である。

粒高やアンチによるナックル性ブロックを駆使して相手を振り回し,独特のラリーを展開している。


ノイバウアー氏の凄さが分かる動画。

パッと見大柄な割にはスイングはコンパクトで,軽く逆モーションやカットも使っているのも特徴。

ちなみに自分の後輩もこの人のブランドの粒を使っている。

では,また