私から見るとあなたが不思議なのね。

天然のユーモアとちょっとした正義感で書いちゃいます。『食』や『健康』話題が豊富です。

大雨の中をたどり着いて読書会に

2010-09-16 09:21:25 | 食の話題
強い雨音、まだ暗い5時過ぎ、
迷いのない雨足の勢いに圧倒されないようにせねば!と起き上がる。

マンスリー早朝読書会は3回目になります。

今回は初参加の方と私たちと3人でした。

初参加の男性はmixiプロフィールを読ませて頂き、
お会いしてお話しをするのを楽しみにしていた方です。
趣味で演劇の脚本を書かれている方です。

今回も、本の選者の市松模様さんから、
時代背景や裏話などが短くお話し頂きました。

ナポレオンが亡くなった頃にドストエフスキーが生まれたなどや、
『謎解き罪と罰』という本から6が並ぶ、裏『罪と罰』を、
洗剤会社のP&Gのアメリカの迷信と比喩して話して頂きました。

今回の課題部分は、
主人公のラスコーリニコフに母親からの長文の手紙が着き、
その読む部分でした。
つぎに、2分間の感想タイムです。

初参加の男性からは、
現代から考えられない長文の手紙にまず驚いた、と率直な感想。
そして、母親の息子を子供頃のイメージのまま信じきっている事に対しの同情を覚えたことをなどの感想。
もっと鋭い指摘をされていた…
ちゃんと思い出せない(>_<)スイマセン。
彼は、脚本を書く立場で、
ドストエフスキーの文章力表現力に感嘆されていました。


市松模様さんは、
しばらくぶりに着いた母親の手紙を喜び、
大切に読みはじめた息子であるラスコーリニコフだが、
彼にとって彼を苦しめ追い詰める物になった事を、
我が身に起きた事のように感じ取っているいるようでした。
ドストエフスキーはひきこむなぁm(..)m

私はこの母親の状況や周りに流される生き方に問題を感じました。
子を信じ、愛する姿勢しか無いのか?って感じで、
これが息子を追いつめたと怒りを覚えちゃいました。
この時代ですから、仕方ないかもしれないけど…ね。
私としては、ラスコーリニコフの妹が夫を誘惑していると勘違いし、
町中に言いふらす事をしておき、
また、それを撤回しに町中に説明しに回りきる、
妹の雇い主の妻の対照的な行動力に興味が湧いたのです。

次週の読書会、益々楽しみです♪(*^ ・^)ノ⌒☆