信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

公方様の桃園

2022年03月31日 | 季節の花




お早うございます、信です。
季節は進み弥生三月は春分の末候、第十二候 雷乃発声(かみなり すなわち こえをはっす)になりました。

令和3年度も今日で終わり、明日からは令和4年度になります。
年度末決算の結果を問われ、新年度の業績向上を確かなものにしていく施策・実行計画を打ち出し
これを社員の方にあまねく理解頂いて、これを推し進めていく。非常に大事な時期です。

ここ数日の間に徹夜をされた方も多いことでしょう。
我が身を振り返ってみても、正月からの3ヶ月、元旦の計で誓った行動計画の見直しとブラッシュアップが必要な時期です。

何のために退職し、サンデー毎日を選択したのか。
自分が欲したものは何だったのか。改めて問いかけ、確かめながら日々を送りたいと思います。





さて時は前後しますが、3月19日に行った茨城・古河の花桃です。
もう10日以上、経ってしまいました。

茨城とは云っても宇都宮線沿いで、渡良瀬遊水地沿いの埼玉・栃木・群馬・茨城の県境が交差する場所です。
古河駅から歩いて10分、恒例の長谷観音にお参りです


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程なく古河総合公園に到着です


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晴れていれば良い景色でした


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古河公方とは
下総古河(茨城県古河市)に拠って勢力をもった足利氏。足利成氏(しげうじ)とその子孫をいう。
永享の乱後、1449年(宝徳1)に鎌倉公方(関東公方)として迎えられた成氏は、父持氏(もちうじ)を討った上杉憲実(のりざね)の子の関東管領・上杉憲忠を殺害したため、幕府の追討を受け、1455年(康正1)下総古河に逃れた。
これより成氏を含め政氏(まさうじ)、高基(たかもと)、晴氏(はるうじ)、義氏(よしうじ)の5代は、ここを根拠地として活動したため古河公方と呼ばれた。


公園の真ん中の古河公方 足利義氏の墓所へ 


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縁者の方が花を供えるのでしょうか


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やや見難くなった案内板 

古河公方成立当初は、北関東の豪族などの支持を得ていたことから勢力もあり、幕府より関東統治のために派遣された堀越公方 足利政知(将軍義政の弟)や上杉氏らと対抗しえた。
しかし後北条氏の進出や、古河公方家の内紛で一時期古河を離れるなどの結果、しだいにその勢力は衰退していった。
義氏期になると完全に後北条氏の支配下に入り、その門地により地位を保っていたが、1583年(天正11)義氏に嗣子なく古河公方家は滅亡した。
1590年古河公方家の断絶を惜しんだ秀吉は、義氏の娘(鴻巣御所)に高基の弟義明の孫国朝を配し、下野(栃木県)喜連川(もと狐川)に領地を与え再興した。
以後この子孫は喜連川氏を称した。
(日本大百科全書より)
喜連川と云えば栃木氏家の先の良い温泉です。ゴルフで行った記憶があります。

墓所の中にあるナンジャモンジャの木


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小川に沿って虚空蔵菩薩へ


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虚空蔵菩薩堂前のお地蔵様です


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この前の池で眼病が癒えたという、目洗弁天です


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御所沼です。この前に古河公方の館があったためでしょう


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公方様の杜の先


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常陸大宮にあった、18世紀初頭の旧飛田家住宅を移築したものです


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この日は休館でした。


公方様の沼に白鷺が一羽


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ハナニラです


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桃園に戻って


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しばし古河公方の在りし日を偲びました


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午後になって天気が良くなり、人が増えてきました


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今年も公方様の桃園で


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しばし春を楽しみました


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明日は28日の大宮公園の桜です。


 撮影日: 3月19日
 撮影場所:茨城古河市 古河総合公園


昨日、寄居の鉢形城 氏邦桜を見てきました。
速報版で3枚だけ


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やはりその土地に愛される桜は「何か」を宿しています。

それでは皆様、ご機嫌よう。








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2 コメント

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Unknown (takayan)
2022-04-01 09:43:08
おはようございます。
やはりそちらでは桜が早いですね。
滋賀県ではこれから見頃を迎える状況で、特に今年は少し遅れています。
でも昔は入学式くらいに満開を迎えていたので、
年々桜の開花が早くなってきていますね。
ソメイヨシノと雅桜のコラボがいいですね。
青空の下、ピンクと白、そして地面の緑が相まって春を感じるショットです。
1番のの見頃のように感じますが、人が少ないように見えます。
見上げる枝垂れ桜が見事ですね。
23番は、見ればtakayanも必ずカメラを向けると思います。
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しだれ桜 ()
2022-04-01 14:04:34
takayan師匠>

こんにちは。
やはりこちらの方が花の足は早いでしょうか
何となく温暖化の影響で、桜が早く咲き、そしてあっと云う間に儚く散ってしまう感じがしています。
長男の小学校入学式は、母方の父母がお祝いに来てくれて
滅多に行けない埼玉の親戚を訪ねたりした覚えがありますが
時ならぬ大雪になって、父母を見送るのに慣れないチェーンを巻いて
大変な思いをしたことを思い出しました。

桜に出会いや、別れはつきもので、一人で桜を眺めていると
あの人はどうしているやらと、やや感傷的になったりしますね。
コメント有難うございます。
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